ペソ史上最安値更新、28日の終値62.265ペソに
一時62.27ペソに、米利上げ観測や比貿易赤字拡大等で
2026/08/29
2026年8月28日のペソ対米ドル終値は、1米ドル=62.265ペソとなり、前営業日の61.888ペソから0.377ペソ続落し、過去最安値を更新した。また、加重平均レートは、1米ドル=62.209ペソとなり、前営業日の61.764ペソから0.445ペソ続落。この日の出来高は、前営業日比10%増の19億6,215米ドルであった。
終値ベースでは2日連続の過去最安値更新となった。加重平均ベースでは8月19日に記録した過去最安値61.866ペソを6営業日ぶりに更新した。また、取引時間中に一時62.270ペソまで下落、8月19日に記録した瞬間値ベースでの過去最安値61.995ペソも更新した。
ペソ安を加速させた要因の一つは、米国の9月利上げ観測が強まったことに伴うドル高の流れが波及したことである。米国で追加利上げ観測が強まる一方、フィリピンでは景気悪化で追加利上げ余地が限られるとの見方が、ペソの下押し要因となった。また、この日発表されたフィリピンの7月の貿易赤字が大幅増加、市場予想を大幅に上回ったことも響いた。経済や政局混乱懸念が一段と強まったこともあって、初の62ペソ台下落に至った。
ペソは年初から対米ドルで5.6%下落し、アジアでも下落率の大きい通貨の一つとなっている。市場では、62ペソ台への下落を受け、フィリピン中央銀行(BSP)による市場介入の動きとともに、米国の金融政策や原油価格の動向が当面の焦点となりそうだ。
ペソ対米ドルレートの動き (単位:ペソ)
(出所:フィリピン銀行協会資料より作成)
終値ベースでは2日連続の過去最安値更新となった。加重平均ベースでは8月19日に記録した過去最安値61.866ペソを6営業日ぶりに更新した。また、取引時間中に一時62.270ペソまで下落、8月19日に記録した瞬間値ベースでの過去最安値61.995ペソも更新した。
ペソ安を加速させた要因の一つは、米国の9月利上げ観測が強まったことに伴うドル高の流れが波及したことである。米国で追加利上げ観測が強まる一方、フィリピンでは景気悪化で追加利上げ余地が限られるとの見方が、ペソの下押し要因となった。また、この日発表されたフィリピンの7月の貿易赤字が大幅増加、市場予想を大幅に上回ったことも響いた。経済や政局混乱懸念が一段と強まったこともあって、初の62ペソ台下落に至った。
ペソは年初から対米ドルで5.6%下落し、アジアでも下落率の大きい通貨の一つとなっている。市場では、62ペソ台への下落を受け、フィリピン中央銀行(BSP)による市場介入の動きとともに、米国の金融政策や原油価格の動向が当面の焦点となりそうだ。
ペソ対米ドルレートの動き (単位:ペソ)
| 項目 | 当日 | 前営業日 |
| 年月日 | 2026年8月28日 | 2026年8月27日 |
| 始 値 | 62.050 | 61.710 |
| 高 値 | 62.000 | 61.680 |
| 安 値 | 62.270 | 61.890 |
| 終 値 | 62.265 | 61.888 |
| 加重平均 | 62.209 | 61.764 |
| 出来高(百万ドル) | $1,962.15 | $1,789.89 |




