フィリピン、待望の上位中所得国に昇格
1人当たりGNIが4,850米ドルに、世界銀行基準突破
2026/07/02
世界銀行は7月1日、最新の所得分類でフィリピンを「低位中所得国」から「上位中所得国(UMIC)」へ分類変更したと発表した。フィリピンの1人当たり国民総所得(GNI)は4,850米ドルとなり、上位中所得国の基準(4,636~14,375米ドル)を上回った。
世界銀行は、今回の分類変更について、一部産業の好況ではなく、主要産業全体にわたる幅広い経済成長を反映したものと説明。過去5年間の実質GDP成長率は年平均5.8%を記録した。今回、上位中所得国へ移行したのはフィリピンのほか、ヨルダン、ミクロネシア、スリランカ、ベトナム。
経済企画開発省(DEPDev)は、今回の分類変更は持続的な成長、健全なマクロ経済運営、長期的な構造改革の成果だと評価した。バリサカン経済企画開発相は、世界的・国内的な衝撃にもかかわらず、フィリピン経済は包摂的成長と基礎的条件の強化を進めてきたと述べた。
同省は、上位中所得国入りにより、フィリピンの信用力向上や投資家信頼の改善に加え、質の高い投資や雇用創出につながる資金調達環境の改善が期待されるとした。一方、一部の譲許的な政府開発援助(ODA)は今後減少する可能性があるものの、経済基盤の強化や市場アクセス改善による利益がそれを上回るとの見方を示した。
バリサカン経済企画開発相は、海外就労者(OFW)の所得もGNIに含まれるとして、その貢献を評価した。一方、所得格差や生活上の困難は依然として残っており、今後は成長の恩恵をすべての国民に広げることが重要だと強調した。
世界銀行は、今回の分類変更について、一部産業の好況ではなく、主要産業全体にわたる幅広い経済成長を反映したものと説明。過去5年間の実質GDP成長率は年平均5.8%を記録した。今回、上位中所得国へ移行したのはフィリピンのほか、ヨルダン、ミクロネシア、スリランカ、ベトナム。
経済企画開発省(DEPDev)は、今回の分類変更は持続的な成長、健全なマクロ経済運営、長期的な構造改革の成果だと評価した。バリサカン経済企画開発相は、世界的・国内的な衝撃にもかかわらず、フィリピン経済は包摂的成長と基礎的条件の強化を進めてきたと述べた。
同省は、上位中所得国入りにより、フィリピンの信用力向上や投資家信頼の改善に加え、質の高い投資や雇用創出につながる資金調達環境の改善が期待されるとした。一方、一部の譲許的な政府開発援助(ODA)は今後減少する可能性があるものの、経済基盤の強化や市場アクセス改善による利益がそれを上回るとの見方を示した。
バリサカン経済企画開発相は、海外就労者(OFW)の所得もGNIに含まれるとして、その貢献を評価した。一方、所得格差や生活上の困難は依然として残っており、今後は成長の恩恵をすべての国民に広げることが重要だと強調した。




