理想科学、フィリピンに販売子会社を設立
首都圏マンダルヨン市にRISOコピーランディア
2025/12/19
理想科学工業(本社:東京都港区)は、12月18日、フィリピンに本拠を置く企業2社の株式を取得すると発表した。長年にわたり同社製品を販売してきた現地販売代理店の事業再編に伴い、新設会社に資本参加することで、成長が続くフィリピン市場での事業拡大を図る。
同社は、高速インクジェットプリンター「オルフィス」を主力とするインクジェット事業と、デジタル印刷機「リソグラフ」を中心とした孔版事業を展開し、世界190以上の国・地域で販売・サポート体制を構築している。フィリピンでは、現地販売代理店であるコピーランディア オフィスシステムズ社を通じ、長年にわたり製品供給を行ってきた。
今回、コピーランディア オフィスシステムズ社の事業は、今年12月に新たに設立されたRISOコピーランディア フィリピン社(RCP社)とコピーランディア セールス社(CSC社)に承継される。事業承継後、理想科学はRCP社の株式51%、CSC社の株式39%をそれぞれ取得する計画で、子会社となるRCP社は輸入・流通・販売および管理業務を、関連会社となるCSC社は販売・サービス業務を担う。
RCP社は2025年12月5日設立で、資本金は1,161万ペソ。CSC社は同12月12日設立、資本金は209万ペソ。いずれもマニラ首都圏マンダルヨン市に本拠を置き、代表者はフェリシアーノ・A・フアレス・ジュニア社長が務める。
株式譲渡契約は2026年4月に締結し、同年5月に取得を実行する予定。理想科学は、本件による2026年3月期の連結業績への影響は軽微としている。
フィリピンは教育機関や官公庁、企業向けの印刷需要が底堅く、デジタル印刷機器市場の成長余地が大きい。理想科学は現地パートナーとの関係を資本面で強化し、販売体制とサービス品質の向上を通じて、中長期的な事業拡大につなげる方針である。
同社は、高速インクジェットプリンター「オルフィス」を主力とするインクジェット事業と、デジタル印刷機「リソグラフ」を中心とした孔版事業を展開し、世界190以上の国・地域で販売・サポート体制を構築している。フィリピンでは、現地販売代理店であるコピーランディア オフィスシステムズ社を通じ、長年にわたり製品供給を行ってきた。
今回、コピーランディア オフィスシステムズ社の事業は、今年12月に新たに設立されたRISOコピーランディア フィリピン社(RCP社)とコピーランディア セールス社(CSC社)に承継される。事業承継後、理想科学はRCP社の株式51%、CSC社の株式39%をそれぞれ取得する計画で、子会社となるRCP社は輸入・流通・販売および管理業務を、関連会社となるCSC社は販売・サービス業務を担う。
RCP社は2025年12月5日設立で、資本金は1,161万ペソ。CSC社は同12月12日設立、資本金は209万ペソ。いずれもマニラ首都圏マンダルヨン市に本拠を置き、代表者はフェリシアーノ・A・フアレス・ジュニア社長が務める。
株式譲渡契約は2026年4月に締結し、同年5月に取得を実行する予定。理想科学は、本件による2026年3月期の連結業績への影響は軽微としている。
フィリピンは教育機関や官公庁、企業向けの印刷需要が底堅く、デジタル印刷機器市場の成長余地が大きい。理想科学は現地パートナーとの関係を資本面で強化し、販売体制とサービス品質の向上を通じて、中長期的な事業拡大につなげる方針である。




