7月23日、悪天候でマニラ首都圏や多数州が準休日に

政府機関業務や全校の授業停止、民間企業は各自の裁量に

2025/07/22

 フィリピン大統領府は722日、南西モンスーン(ハバガット)による継続的な大雨の影響を受け、723()にマニラ首都圏および複数の州で政府業務および全ての教育機関の授業を停止すると発表した。

 この措置は、国家災害対策本部(NDRRMC)の勧告に基づき、ルーカス・ベルサミン官房長官が通達第90号を通じて発出したもので、対象地域には以下の州が含まれる。

 マニラ首都圏、ラグナ、パンガシナン、サンバレス、タルラック、バタアン、パンパンガ、ブラカン、カビテ、バタンガス、リサール、西ミンドロ、北イロコス、南イロコス、ラ・ウニオン、ケソン、東ミンドロ、マリンドゥケ、ロンブロン、マスバテ、ソルソゴン、アルバイ、南カマリネス、カタンドゥアネス、パラワン、アンティーケ、アクラン、カピス、イロイロ、ギマラス、アブラ、マウンテン・プロビンス、イフガオ、ベンゲット、ヌエバ・ビスカヤ、ヌエバ・エシハ、西ネグロス

 なお、基礎的・重要な公共サービスおよび保健・災害対応任務に従事する政府機関は、業務を継続する必要がある。また、その他の職員については、法令および規定に基づく在宅勤務等の代替勤務形態を適用可能とされている。その他の地域における政府業務や授業の中止は、各自治体の首長の判断に委ねられる。

 民間企業およびオフィスに関しては、それぞれの組織の裁量により業務停止の可否が決定される。