日本語能力試験の比受験者62%増、世界最高の伸び率
2016/11/28
12月4日実施、海外で33万人受験、フィリピンで6,982人
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、12月3日(日)に、海外69の国・地域の217都市と日本国内45都道府県において、今年2回目の日本語能力試験(JLPT)を実施する。
この試験は毎年2回実施されており、世界最大規模の日本語を母語としない人の日本語能力を測定し認定する試験(実施レベル:N1~N5の5レベル {N1が最も難易度の高いレベル})として、今年で32年目を迎え、試験を実施する国・都市も年々増加している。
今回の受験応募者総数は48万人(海外約33万人、日本国内約15万人)で、昨年同時期の試験と比べて、海外では3万5,000人、日本国内でも3万6,000人も応募者が増えた。海外全体の受験応募者伸び率は12%増と二桁増、そのなかで東南アジアが23%増と目覚ましい伸びを見せている。国・地域別ではフィリピンの62%増、インドの61%増、ミャンマーの47%増などが伸び率上位となっている。また最大規模の中国、韓国をはじめ、東アジア全体でも例年以上に増加(7%)するなど、関心の高さが伺える。
フィリピンの今回の受験応募者数は、昨年同時期の試験と比べ62%増の6,982人で、上記の様に世界最高の伸びとなっている。フィリピンでは、日本企業の進出などにより、学生や社会人の日本語学習への熱が上がっている。7月3日に実施された今年第1回目のJLPTにおいても、同じく100%増、すなわち倍増の4,642人に達し、世界最高の伸び率であった。
なお、今回の受験応募者数トップは中国の10万6,836人(同7%増)、2位は韓国の4万1,120人(同11%増)、3位は台湾の4万1,113人(同2%増)である(16年11月25日の国際交流基金プレスリリースなどより)。
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、12月3日(日)に、海外69の国・地域の217都市と日本国内45都道府県において、今年2回目の日本語能力試験(JLPT)を実施する。
この試験は毎年2回実施されており、世界最大規模の日本語を母語としない人の日本語能力を測定し認定する試験(実施レベル:N1~N5の5レベル {N1が最も難易度の高いレベル})として、今年で32年目を迎え、試験を実施する国・都市も年々増加している。
今回の受験応募者総数は48万人(海外約33万人、日本国内約15万人)で、昨年同時期の試験と比べて、海外では3万5,000人、日本国内でも3万6,000人も応募者が増えた。海外全体の受験応募者伸び率は12%増と二桁増、そのなかで東南アジアが23%増と目覚ましい伸びを見せている。国・地域別ではフィリピンの62%増、インドの61%増、ミャンマーの47%増などが伸び率上位となっている。また最大規模の中国、韓国をはじめ、東アジア全体でも例年以上に増加(7%)するなど、関心の高さが伺える。
フィリピンの今回の受験応募者数は、昨年同時期の試験と比べ62%増の6,982人で、上記の様に世界最高の伸びとなっている。フィリピンでは、日本企業の進出などにより、学生や社会人の日本語学習への熱が上がっている。7月3日に実施された今年第1回目のJLPTにおいても、同じく100%増、すなわち倍増の4,642人に達し、世界最高の伸び率であった。
なお、今回の受験応募者数トップは中国の10万6,836人(同7%増)、2位は韓国の4万1,120人(同11%増)、3位は台湾の4万1,113人(同2%増)である(16年11月25日の国際交流基金プレスリリースなどより)。