税収対GDP比率17%への改善目指す

2016/12/14

フィリピンは周辺国などに比べ税率は総じて高い(VATは12%)一方で、タックス・エフォート(税収対GDP比率)は低水準であるという問題を抱えている。  フィリピンの タックス・エフォート(税収対GDP比率)の近年のピークは、ラモス政権時代の1997年の17%超であったものが最近は12%~13%の推移にとどまっている。税制改革、徴税効率化・公平化によって、近年のピークである17%台への復帰を目指し...

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