セブ航空、11月の乗客数1%増の148万人
11カ月間では、5%増の1,748万人

2017/01/04

  フィリピンの格安航空(LCC)最大手であるセブ・パシフィック航空(CEB)の2016年11月の乗客数(完全子会社タイガーエア・フィリピンズも含む)は、前年同月比1.2%増の148万2,543人であった。

 客席数(収容能力)は前年同月比0.3%減の170万2,867席、稼働率は前年同月を1.3%ポイント上回る87.1%。便数は2.3%増の1万0,150便であった。

 一方、11カ月間(1月~11月)の累計乗客数は前年同期比4.8%増の1,747万8,696人、客席数(収容能力)はほぼ横ばいの2,032万0,788席、稼働率は86.0%で、前年同期の82.1%を3.9%ポイント上回った。便数は0.3%減の12万0,617便と小幅減少した。現在の保有機体数は58機である。

 同社はアジア、豪州、中東、米国にわたる90路線64都市を結ぶフライトネットワークを有している(セブ・パシフィック航空発表より)。


セブ・パシフィック航空の乗客数・客席数・稼働率の推移 (CEBGO含む)
項目 11月 伸び率 1~11月 伸び率
2016年 2015年 2016年 2015年
乗客数 1,482,543 1,464,825 1.2% 17,478,696 16,683,385 4.8%
客席数 1,702,867 1,708,599 -0.3% 20,320,788 20,315,087 0.0%
客席稼働率 87.1% 85.7% 1.3pts. 86.0% 82.1% 3.9pts.
 
稼働キロ数(RPK、千km) 1,615,623 1,609,410 0.4% 19,309,044 17,971,233 7.4%
座席キロ数(ASK、千km) 1,993,106 1,952,843 2.1% 23,674,893 22,671,186 4.4%
 
便数 10,150 9,918 2.3% 120,617 121,009 -0.3%
機体数(月/期末現在) 58 55 5.5% 58 55 5.5%
 (出所:セブ・パシフィック航空の統計より作成、CEBGO:旧タイガーエア・フィリピンズ)


2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 15年/14年伸率
客席数(万席) 1,383 1,604 1,752 2,011 2,225 10.6%
乗客数(万人) 1,193 1,326 1,435 1,687 1,838 8.9%
客席稼働率 86.3% 82.6% 81.9% 83.9% 82.6% -1.3pts
   (出所:セブ・パシフィック航空の統計より作成)