中東5カ国でヤクルト発売、フィリピンから輸出
2017/03/20
ヤクルト本社は、3月19日に、中東地域のアラブ首長国連邦(UAE)において、乳酸菌飲料「ヤクルト」の販売を開始。
また、3月26日からは、近隣諸国のオマーン、バーレーン、カタール、クウェートでも「ヤクルト」の販売を開始する。これにより日本を除く37の国と地域に販売網が拡大することになる。
ヤクルト本社は2015年9月に、アラブ首長国連邦(UAE)に中東ヤクルト株式会社(所在地:ドバイ首長国、資本金:450万ディルハム)を設立し、同地域での販売開始に向けて準備をしてきた。乳製品が広く浸透している中東地域の市場において、早急な「ヤクルト」の販売基盤の確立とヤクルトブランドの浸透を目指す。
なお、この中東地域5カ国では、フィリピンのヤクルト工場から「ヤクルト」を輸入して販売する。ヤクルトグループは、今後も国際事業を拡大し、より多くの消費者に「ヤクルト」をはじめとする乳製品を届けることにより、世界の人々の健康で楽しい生活づくりに貢献していく方針である。中東地域での販売計画の概要は下記のとおり。
(1)販売商品:「ヤクルト」5本パック(80ml×5本)
(2)希望小売価格:
アラブ首長国連邦(UAE)では、13.0ディルハム/5本パック(約398円)
オマーンでは、1.60オマーン・リアル/5本パック(約468円)
バーレーンでは、1.50バーレーン・ディナール/5本パック(約448円)
カタールでは、15.00カタール・リアル/5本パック(約464円)
クウェートでは、1.25クウェート・ディナール/5本パック(約461円)
(3)販売開始日:2017年3月19日(アラブ首長国連邦)
オマーン、バーレーン、カタール、クウェートに関しては、3月26日から販売開始し。
(4)販売地域:中東地域(アラブ首長国連邦(UAE)、オマーン、バーレーン、カタール、クウェート)
(5)販売チャネル:スーパーマーケット等の小売店
(6)販売目標本数:2017年度1万2,500本/日(中東地域全体)
なお、中東5カ国に商品を供給するフィリピンのヤクルト拠点は、ヤクルト本社が40%出資するヤクルト・フィリピン(持分法適用会社)で、1978年10月から営業を行っている。。海外発売時期としては、1964年の台湾、1968年のブラジル、1969年の香港、1971年の韓国とタイに次ぐ歴史を有している。現在は、ヤクルトとヤクルトライトを製造販売している。
2016年の速報値では、ヤクルト・フィリピンの一日当り販売数量は前年比14.5%増の244万9千本へと増加率を高めている。この販売数量は、海外市場では中国の582万5千本、インドネシアの505万1千本、韓国の360万4千本、メキシコの356万本に次ぐ世界第5位で、タイの218万3千本を上回っている。
2016年のフィリピンの前年同期比14.5%増という伸び率は、世界最高の伸びであったインドネシアの16.5%増に次ぐ第2位など、近年は世界でトップクラスの販売伸び率を継続している。ヤクルト・フィリピンの資本金は18億ペソ、2015年末の従業員数は1,209人、ヤクルト・レディーは2,869人、取引店は18万2,873店に達している。工場はカランバ市に立地している(17年3月16日の株式会社ヤクルト本社発表などより)。
また、3月26日からは、近隣諸国のオマーン、バーレーン、
ヤクルト本社は2015年9月に、アラブ首長国連邦(UAE)
なお、この中東地域5カ国では、フィリピンのヤクルト工場から「
(1)販売商品:「ヤクルト」5本パック(80ml×5本)
(2)希望小売価格:
アラブ首長国連邦(UAE)では、13.0ディルハム/
オマーンでは、1.60オマーン・リアル/5本パック(
バーレーンでは、1.50バーレーン・ディナール/5本パック(
カタールでは、15.00カタール・リアル/5本パック(
クウェートでは、1.25クウェート・ディナール/5本パック(
(3)販売開始日:2017年3月19日(アラブ首長国連邦)
オマーン、バーレーン、カタール、クウェートに関しては、
(4)販売地域:中東地域(アラブ首長国連邦(UAE)、
(5)販売チャネル:スーパーマーケット等の小売店
(6)販売目標本数:2017年度1万2,500本/日(
なお、中東5カ国に商品を供給するフィリピンのヤクルト拠点は、
2016年の速報値では、ヤクルト・
2016年のフィリピンの前年同期比14.5%