ベネッセ系TMJ、マニラに第2拠点開設

オフショアBPO対応のハイブリッドセンター

2017/03/27

 ベネッセグループおよび丸紅グループの一員であるBPO企業「TMJ」(本社:東京都新宿区)は、両グループ各社を筆頭に、各分野で高度な専門性を持つ企業と提携し、広く強力な業務ネットワークを構築、コールセンター・バックオフィス(事務処理センター)事業を広範かつ多角的に展開している。出資比率はベネッセ ホールディングスが60%、丸紅が40%である。

 TMJは、2015年8月10日に、フィリピン100%出資子会社「TMJP BPO サービス社」(TMJP、本社:マニラ首都圏タギグ市ボニファシオ・グローバルシティ)を設立、同年12月、『マニラ第1センター』を設立し、日系企業向けにコールセンター・バックオフィスなどのオフショアサービスを中心としたBPOを展開、ASEANにおける中核拠点としての基盤構築に着手した。

 TMJPは、今年3月1日、『マニラ第2センター』の営業開始、3月17日に開所式を開催した。『マニラ第2センター』は、ベネッセグループ内企業のサービス拡張に対応できる強固な事業基盤を有し、オフショアBPO事業と双方を受け入れるハイブリッドセンターの役割を担う。

<TMJPマニラ第2センターの概要>
拠点名 :マニラ第2センター
所在地 :6F One Felicity Center Commonwealth Avenue,Barangay Holy Spirit, Quezon City, Philippines
席数  :136席 
事業内容:オフショアでのコールセンター・バックオフィスサービスなどBPOサービスの提供
営業開始:2017年3月1日

 今後は、ASEANにおける事業基盤の拡大を進めるとともに、中長期的にはフィリピン国内向けカスタマーサービス、欧米外資系企業向けに英語によるBPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)サポートなどさまざまな業務を通じた事業拡大を目指す(17年3月23日の株式会社TMJのニュースリリースなどより)。