オカダマニラ正式開業へ、31日に世界最大級の噴水披露
割烹料理「今村」、寿司と刺身の「銀座長岡」なども
2017/03/28
カジノ・娯楽関連企業であるユニバーサルエンターテインメント(旧社名アルゼ、ジャスダック上場、以下UE社)は、マニラ首都圏で大型カジノリゾート『マニラベイ・リゾーツ』プロジェクトを推進してきた。
2016年央に『マニラベイ・リゾーツ』事業の現地推進企業であるタイガー・リゾーツ社は、『マニラベイ・リゾーツ』を、『オカダ・マニラ』へと改称した。『オカダ・マニラ』プロジェクトは、フィリピンの国家的プロジェクトであるマ二ラ湾岸沿いの「マニラベイ・エンターテインメントシティー」に、世界最大規模のカジノ施設を含む豪華ホテルや高級レストラン、商業施設、バジェットホテル、コンドミニアム、世界最大級の噴水やビーチクラブを兼備した一大複合リゾートを創設するというものである。
『オカダ・マニラ』は約4万1,000平米に及ぶ広大なカジノスペースを有するだけでなく、993 室のラグジュアリールームを有するホテル、50店舗程度誘致予定の高級商業施設、25店舗ほどの飲食施設及びナイトクラブやビーチクラブも有するマニラ最大のカジノ・エンターテインメントリゾートとなる。既に、2016年12月30日に正式にカジノ運営を開始した。そして、グランドオープン(正式開業)日は2017年3月末と予定されている。
3月27日、『オカダ・マニラ』は、「開業に次ぐひとつの節目として、3月31日、世界最大級のマルチカラーの演出による噴水『ザ・ファウンテン』を披露する」と発表した。
統合型リゾート『オカダ・マニラ』は、「ザ・ファウンテン」の他にも、豪華なホテル客室やトップクラスのレストラン、各種店舗など、さまざまなアメニティ施設を公開する。
広さ44ヘクタールを誇るリゾートの中心に位置する「ザ・ファウンテン」は、音楽や七色の照明に合わせて水が高く上がるファウンテンショーを披露。ショーをさらに盛り上げるプロジェクションマッピングで、ザ・ファウンテンを取り巻く長さ800mのクリスタルコリドーに拡張現実(AR)と双方向現実(IR)を実装した息を呑むような映像を投影する。デジタルテクノロジー、アクロバットやサーカスのライブパフォーマンス、そしてザ・ファウンテンの組み合わせは、マニラで開催されるこの種のものとしては初のショーとなる。
祝賀会のゲストとして、数多くの受賞歴を持つ歌手、ソングライター、音楽プロデューサーのロビン・シックさん、マニラフィルハーモニー管弦楽団(40人)、アジアズ・ゴット・タレントのファイナリストであるフィリピン人クラッシック歌手のガ―フィル・フロレスさんが併設ステージでパフォーマンスを繰り広げる。MCは2015年ミスユニバースのピア・ウォルツバックさんが担当。
当ホテルのデラックスキングやデラックスツイン (55㎡?74㎡)の部屋にはデザイナー仕様のアメニティが用意されている。また、部屋からマニラ湾やザ・ファウンテンの絶景を楽しめる。客室のアメニティをコントロールしたり、ホテルのレストランやコンシェルジュといった室外のスタッフと連絡を取ることができる先進室内テクノロジー、ディジ・バレット(DigiValet)サービスを備えている。
3月31日には、『オカダ・マニラ』に併設されているフードエリアで、世界各地から集まった一流シェフが、さまざまな文化の料理を提供する。その中に、ミシュランガイドで星を獲得した今村祐史シェフの割烹料理「今村」、職人技の寿司と刺身の「銀座長岡」、中華料理レッドスパイスなどもある。
レストラン以外にも幅広いジャンルの店舗で、食品や飲み物のアウトレットや、国内外のブランド品のショッピングを楽しむことができる。ギフトショップでは、一点もののプレミアムアイテムも販売している。これらの店舗は、ザ・ファウンテンとオカダアベニューの間に、アーチ状のガラス屋根の掛かったクリスタルコリドーに設置してある。イベントやチケットの詳細はwww.okadamanila.comで確認できる(17年3月27日のユニバーサルエンターテイメントのプレスリリースなどより)。