アヤラランド業績続伸、第1四半期18%増益
純利益56億ペソ、8年連続の最高益更新ペース
2017/05/09
フィリピン最大の不動産企業であるアヤラランド(ALI)が、5月8日、2017年第1四半期(1月~3月)の決算速報を発表した。
それによると、今第1四半期の収入は前年同期比17%増の316億ペソ、純利益は同18%増の55億6,000万ペソと二桁増益決算となった。年間ベースでは2016年まで7年連続での過去最高益更新を続けてきたが、8年連続の更新が期待できる状況である。
部門別では、不動産開発事業の収入が同21%増の197億ペソへと二桁増収、依然住宅ブームが続 いていることを反映した結果となった。一方、賃貸部門(ショッピングセンターやオフィス賃貸事業)の収入も同9%増の70億5,000万ペソと堅調であった。
ALIは高水準の投資を続けている。今第1四半期の設備投資額は218億ペソに達した。年間ベースでは、2012年713億ペソ、2013年663億ペソ、2014年833億ペソ、2015年822億ペソ、2016年854億ペソと推移している。そして、2017年も前年比3%増の876億ペソと高水準の投資を継続する予定である。876億ペソの内訳は、住宅事業に407億ペソ、モール事業に118億ペソ、オフィス事業に92億ペソ、土地取得に106億ペソなどと予定されている。
ALIはこのような積極投資継続などにより、年率20%の利益成長を続け、2020年に純利益400億ペソを達成することを目指している(17年5月8日のフィリピン証券取引所回覧02776-2017号などより)。
それによると、今第1四半期の収入は前年同期比17%増の316億ペソ、純利益は同18%増の55億6,000万ペソと二桁増益決算となった。年間ベースでは2016年まで7年連続での過去最高益更新を続けてきたが、8年連続の更新が期待できる状況である。
部門別では、不動産開発事業の収入が同21%増の197億ペソへと二桁増収、依然住宅ブームが続 いていることを反映した結果となった。一方、賃貸部門(ショッピングセンターやオフィス賃貸事業)の収入も同9%増の70億5,000万ペソと堅調であった。
ALIは高水準の投資を続けている。今第1四半期の設備投資額は218億ペソに達した。年間ベースでは、2012年713億ペソ、2013年663億ペソ、2014年833億ペソ、2015年822億ペソ、2016年854億ペソと推移している。そして、2017年も前年比3%増の876億ペソと高水準の投資を継続する予定である。876億ペソの内訳は、住宅事業に407億ペソ、モール事業に118億ペソ、オフィス事業に92億ペソ、土地取得に106億ペソなどと予定されている。
ALIはこのような積極投資継続などにより、年率20%の利益成長を続け、2020年に純利益400億ペソを達成することを目指している(17年5月8日のフィリピン証券取引所回覧02776-2017号などより)。