比カー・オブ・ザ・イヤー、ホンダ・シビックRSターボに
2016/11/23
最優秀トラック賞いすゞD-MAX3.0L、日本車高評価
フィリピンの自動車専門誌などで構成されるザ・カー・アワーズグループ(CAGI)は、フィリピン2016年「カー・オブ・ザ・イヤー」として、コンパクトセダンの『ホンダ シビック RSターボCVT』を選出した。
1991年のシビック販売開始から25周年を迎えたホンダカーズ・フィリピン(HCPI)は、4月26日、新型シビック セダンの発表を行った。ホンダ・シビック セダンは、1991年にフィリピンに導入されて以来、その性能、燃費の良さ、スタイルの良さなどで人気を維持している。そして、コンパクトセダンでのベストセラーの座を長らく維持し、これまでもカー・オブ・ザ・イヤー賞など多くの賞を獲得している。
HCPIは、このシビック セダンの新型モデル(10代目)を発売したのである。新型シビック セダンは、コンパクトクラスの新たなベンチマークを目指して、デザインや走行性能、燃費性能、安全性など、すべてを一から見直し、シビック元来の個性であるスポーティーさを際立たせたモデルとして、新たに開発された。
フィリピン投入車の搭載エンジンは、1.8リットルEと1.5リットルRSターボの2種類であり、両エンジンとも力強い走りと優れた燃費性能を両立している。また、新設計のプラットフォームとシャシーの開発、コーナリング時に狙ったラインをトレースしやすくする電子制御システム「アジャイルハンドリング・アシスト」の採用などにより、スポーティーで上質な走行性能を実現した。
エクステリアは、ワイド&ローなスタンスとロングノーズ&ファストバックスタイル、LED採用により、スポーティーでダイナミックなデザインを実現した。一方インテリアでは、コンパクトクラスで最大級の広い室内空間を実現した。販売価格は1.8E が108万8,000ペソ、RSターボが139万8,000ペソであり、特に1.8Eの割安感が目立つ。
なお、この新型シビック セダンは、米国ミシガン州デトロイトで開催の北米国際自動車ショーにおいて、「2016年北米カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。この賞は、2015年に発売された新型車とフルモデルチェンジ車を対象に、米国とカナダのジャーナリスト53名により、先進性、デザイン、安全性能、走行性能、顧客満足度などの総合的な評価に基づいて選考されたものである。また、「2016年カナダ カー・オブ・ザ・イヤー」も受賞している。
新型シビック セダンは米国、カナダ、そしてフィリピンでも「カー・オブ・ザ・イヤー」に選出されたのである。
一方、2013年に新設された「トラック・オブ・ザ・イヤー2016」には、ピックアップの『いすゞD-MAX3.0L 4×2 LSオートマティック』が選出された。、「D-MAX」はいすずの世界戦略車との位置られており、タイいすゞ自動車で生産開始され、2003年に初代モデルがフィリピンに投入された。Dは、ディーゼル(Diesel)・ 直噴(Direct Injection)・デザイン(Design)・ 耐久性(Durability)などを意味し、MAXは、デザイン・サイズ・快適性・テクノロジー・パフォーマンス・安全性・耐久性・ラインアップ の最大、最極化を表現している。
このほか、多くの日本車が部門賞や特別賞を受賞した(ザ・カー・アワーズグループFacebookなどより)。