アークレイ、フィリピンで糖尿病管理アプリ配布
2016/10/26
患者数既に350万人突破、年々増加傾向
臨床検査機器・体外診断用医薬品メーカーのアークレイ(本社:京都市中京区)は、10月下旬よりフィリピンでスマートフォン用糖尿病管理アプリ 「Tara Tsek」のサービスを開始する。簡単に糖尿病管理ができる便利なアプリを無償配布し、糖尿病患者をサポートする。
アークレイがサービスを開始する「Tara Tsek」 は、スマートフォン用糖尿病管理アプリである。“糖尿病管理”や“食事記録”、“バイタル管理”など、糖尿病患者にとって有用なメニューを、スマートフォンを持つすべての糖尿病患者は無料で使用できる。
「Tara Tsek」は、日本をはじめ世界各国で使用される糖尿病管理アプリ「スマートe-SMBG」をフィリピン仕様に改良した。「Tara Tsek」とは、タガログ語で「Let's Check」を指し、毎日の血糖コントロールに役立てたいという思いを込めている。また、親しみやすいロゴマークも制作した。
フィリピンの糖尿病患者数は350万人を超え、年々増加傾向にある。アークレイは、これからも血糖自己測定器や糖尿病管理アプリなど、日々の血糖コントロールや生活習慣の改善に役立てる製品・サービスを開発・提供し、糖尿病患者のQOL向上に貢献していく方針である。
<製品の特長>
①血糖値の見える化
血糖値の変動と、血糖値にかかわる食事や運動などのイベントのバイタルデータを記録し、わかりやすいグラフで確認できる。
・スマートフォンで簡単に記録
いつでもどこでも、気軽に記録とチェックができるの で、生活習慣の改善が続けられる。
・アプリならではの豊富な糖尿病支援コンテンツ
体重、血圧、食事量、歩数計、視力チェックなどのアプリで、患者の自己管理をサポーす。
・Tara Tsek cloudとの連携
入力したデータは、インターネット上のクラウドサーバーTara Tsek cloudと同期可能。パソコンのブラウザ でも確認できる。
・PDF作成機能
記録したデータはPDF出力し、メールに添付することができる。
<メニュー 一覧>
・糖尿病管理:血糖値、食事、インスリン、イベント、歩数、メモの入力と表示が可能
・バイタル管理: バイタルデータ(体重、血圧、体温)の記録と表示を行う
・・チャレンジ食後120: 食前、食後30分、60分、120分の血糖値を測り、グラフ化することで食物や運動による血糖パターン変化を体験
Tara Tsek デイリーグラフ
・食事記録
・歩数計
・Tara Tsek cloud連携
・通院リマインダー
・チャレンジ48
・足の裏を見てみよう!
・目の検査
・気分チェッカー Tara Tsek 血糖値入力 / 食事入力
(16年10月25日のアークレイ株式会社ニュースリリースより)。