ユニバーサルEの岡田会長、大統領を表敬訪問

2016/07/21

カジノ事業に続き空港整備事業参画意向を表明

 

 フィリピンで大型カジノリゾート事業を推進しているユニバーサルエンターテインメント(旧社名アルゼ、ジャスダック上場、以下UE社)の岡田和生取締役会長が、7月18日、ドゥテルテ大統領を表敬訪問した。

 7月21日付けビジネスワールド紙電子版などによると、岡田会長は、ドゥテルテ大統領に対し、外国人が訪問する際の最初の利用施設である空港の整備は非常に重要であり、空港整備が外国人誘致のカギになると力説した。そして、現在注力している大型カジノリゾート事業に続き、空港整備事業参画の意欲を表明したとのことである。

 UE社のフィリピンでのカジノリゾート事業『オカダ マニラ』プロジェクト(『マニラベイ・リゾーツ』プロジェクトから改称)は、フィリピンの国家的プロジェクトであるマ二ラ湾岸沿いの「マニラベイ・エンターテインメントシティー」に、世界最大規模のカジノ施設を含む豪華ホテルや高級レストラン、商業施設、バジェットホテル、コンドミニアム、世界最大級の噴水やビーチクラブを兼備した一大複合リゾートを創設するというものである。UE社の当初計画では投資額は20億米ドルとされていたが、その計画を一段と拡大、総投資額は40億米ドルに達する見込みとのことである。『オカダ マニラ』第1フェーズは2016年末までにオープンする見込み。