羽田空港がフィリピンに、7月30日と31日
2016/07/16
日比国交正常化60周年「フィリピンフェア」
ドゥテルテ新大統領のダバオにフォーカス
東京国際空港ターミナル株式会社(本社所在地:東京都大田区)は、フィリピンと日本が国交正常化60周年となる今年、羽田空港国際線旅客ターミナル(羽田空港)にて「TIAT(東京国際空港ターミナル) WORLD CULTURE EVENT フィリピンフェア(フィリピンフェア)」を2016年7月30日(土)31日(日)に開催する。
この「フィリピンフェア」は、空港機能のみならず、日本文化を体験・楽しめるエリアや飛行機を間近に見られる展望デッキなどで、近年レジャースポットとしても人気を集めている羽田空港国際線旅客ターミナルを会場に、羽田空港からの就航都市を紹介するイベントとして、フィリピンの魅力を届ける。
国交正常化60周年の記念として開催されるもので、ターミナルビル4階・5階の一般エリアで、フィリピンのお祭り、体験、ステージショーなどが繰り広げられる。特に、ロドリゴ・ドゥテルテ新大統領が注力する「ダバオ」にフォーカス、あまり知られてないフィリピンの文化を紹介する。イベントの概要は以下の通り。
タイトル:TIAT World CULTURE EVENT フィリピンフェア
開催日程:2016年7月30日(土)、31日(日)
開催日時:11:00 ~ 19:00
開催会場:羽田空港国際線旅客ターミナル
入場料:無料
後援:フィリピン共和国大使館、フィリピン政府観光省
協力:フィリピン貿易産業省、全日本空輸株式会社、フィリピン航空
【イベント内容】
○館内パレ―ド /自然の恵みと伝統文化に感謝して毎年夏に開かれる、ミンダナオ島ダバオ市最大のフィエスタ(お祭り)「カダヤワン祭り」。ミンダナオ島出身のグループDABAWENYOS' ORGANIZED SOCIETY-JAPANが館内をパレードする。
○ステージイベント(4階 江戸舞台)
・AUN J(和楽器)×フィリピン民族音楽コラボレーション[7/30(土), 31(日)]
世界で活躍し、日本を代表する和楽器奏者ユニット”AUN Jクラシックオーケストラ”の選抜メンバーと、フィリピンの民族音楽奏者とのコラボレーション演奏を実施。
・伊倉真理恵 ライブペイントパフォーマンス [7/30(土)]
フィリピンと日本に拠点を置き、国内外で壁画・ライブペイント・映画への絵画提供などの活動を行うアーティスト、伊倉真理恵の、音楽とのコラボによるダイナミックなライブペイントパフォーマンスを披露。
・フィリピン民族舞踊団インラヨグ・フィリピンス[7/30(土), 31(日)]
ひとくちにフィリピン民族舞踊、伝統舞踊といってもそれぞれの民族、部族の数だけダンスがあると言っても過言ではない。そのダンスの幾つかを地域特徴に分けながら紹介する。
・トークショー [7/30(土), 31(日)]
秋元才加をスペシャルゲストに迎え、人気ブロガーのクロリサやフリーアナウンサーの三浦マキなど、それぞれフィリピンにゆかりのあるゲストにフィリピンでのリゾートステイや街歩きの楽しみなど、主に「女子旅」をテーマにしたトークショーを展開。
○フオトスポット(4階)
フィリピンの「美しいビーチ」を、白い砂浜のイメージやバナナの木、パネルなどを用いて再現。フィリピンのビーチに行ったような写真を撮影することができる。InstagramやSNSで、写真を拡散できる。
○民族衣裳デジタル着替え体験コーナー(4階)
写真の服が体にフィットして動き出すデジタル仮想試着システムで、実際に民族衣装を着ているかのような疑似体験を楽める。
○フィリピン・デザイン紹介(4階)
世界中で数々の賞を受賞したダバオのデザイナーを含む、精巧で卓越した最先端の”フィリピン・デザイン”を紹介
【Ms. Ann Pamintuan】
日本での「GOOD DESIGN賞」含め、ニューヨークやロンドン、モスクワなど世界中で賞を受賞。ダバオ出身の家具やオブジェ、ジュエリーデザイナー
○写真パネル展示(4階)
フィリピンの新大統領、ロドリゴ・ドゥテルテ氏が注力するダバオにフォーカスし、ダバオ市の位置するフィリピン南部地方のビーチやフルーツ、野生動物やフィエスタなど、その魅力を紹介。
○協力団体ブース(5階)
羽田から直行便を就航しているフィリピン航空などのエアラインや観光情報など、広くフィリピンを知ることができるブースを設置。
○物販コーナー(5階)
ジャコウネココーヒー、ココナッツオイル、民芸品など、特にダバオの特産品などを中心に珍しい商品を取り揃えた、フィリピンの物販コーナーを展開
なお、フィリピンは、セブ島など人気のリゾート地として、語学留学、シニア層の移住先としても人気が高まっている。実質経済成長率は、約6%など高い経済成長率を保っており、戦争という過去の悲劇を乗り越え、現在フィリピンは世界的にも親日国として知られている。2013年からは、羽田空港からもフィリピン・マニラへの直行便が就航している。日本に在住する外国人としては、中国、韓国についでフィリピンン人が3番目に多くなっている。
(16年7月15日の東京国際空港ターミナル株式会社ニュースリリースより)。