セブ島人気世界3位に、エイビーロードの夏休み旅行先
2016/07/04
昨年の2位に続く、1位オアフ島、2位台北、4位グアム
リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区)に設置された海外旅行領域の調査・研究機関「エイビーロード・リサーチ・センター」は、海外旅行検索・比較サイト『エイビーロード』における、顧客の海外ツアーへの問い合わせ実績を集計し、2016年夏休み期間の海外旅行マーケットを考察、その結果を発表した。
それによると、 2016年夏休み期間(7月16日~9月30日のいずれかが旅行期間に含まれる旅行)の新規問い合わせ数(1月1日~6月7日までの問い合わせを集計)は、都市別では「オアフ島(ハワイ)」が1位だったが、シェアは10.6%と前年を下回った。
2位に「台北」、3位に「セブ島(フィリピン)」。4位の「グアム」が2ランクアップした。毎年上位に入っていた「パリ」は圏外となり、前年9位の「ロンドン」も同じく圏外へ。7位の「バリ島(インドネシア)」、「シンガポール」、10位の「ダナン」などのアジア圏や、遠距離エリアでは10位に「ラスベガス」「ヘルシンキ」が新たにベスト10に入った)。「セブ島」は2014年7位、2015年2位、そして、今年3位と高い人気が続いている。
「シンガポール」は人気ホテルに泊まるツアーが依然として人気で、羽田発で行ける手軽なアジア圏として人気が定番化している。「ラスベガス」は「グランドキャニオン」「アンテロープキャニオン」などが含まれたツアーが人気で、大自然・絶景ブームが続いているようだ。また現地でしか見られないショーを目的に訪れるツアーも人気だ。「ヘルシンキ」はここ数年女性を中心に北欧ブームであることが後押ししているよう。「ダナン」は高級ビーチリゾートとして近年人気が高まっている。
エリア別ではアジア、アフリカ・その他、オセアニアが前年比越え。特にオセアニアは前年に引き続き好調を維持している。
<夏休みツアーの日数、希望する出発日・帰国日>
・「3日以内」「4日」などの短期が増加。平均日数は5.8日で前年と変化なし
・シルバーウィークの日並びがよかった前年に比べ、9月出発は減少7月出発も増え、夏休み期間は分散する傾向(16年7月4日の株式会社リクルートライフスタイルのニュースリリースより)。