訪日旅行会社フリープラス、フィリピン本格進出

2016/06/01

6月1日、マカティ市グロリエッタ4で営業開始

 

 訪日旅行事業を展開するフリープラス(本社:大阪市北区)は、東南アジア3 カ国(フィリピン,、ベトナム、マレーシア)に営業拠点を設立し、2016年 6 月 1 日(水)より業務を開始する。

 訪日旅行事業を取り巻く環境は、アジア諸国の経済発展、訪日観光客向け査証発給要件の緩和、日本に就航する航空便の増加等を背景として、日本を訪れる外国人旅行者数は年々増加しており、2015 年においては 1,974 万人(前年比 47.1%増加)に達した。また、日本政府は、訪日外国人旅行者数を 2020 年に 4,000 万人、2030 年に 6,000 万人へと増加させる目標を掲げており、 訪日旅行業界は更に拡大していくと見込まれている。

 特にフィリピン, 、ベトナム, マレーシア からの 2015年における訪日外国人旅行者数は、それぞれ26.8万人(前年比 45.7%増加) 、18.5万人(前年比 49.2%増加)、30.5 万人(前年比 22.4%増加)と著しい成 ?を遂げている。

 このように成長が期待される市場環境において、当社は、既に拠点を有している中国(上海), インドネシア(ジャカルタ), タイ(バ ンコク) に加え、進出しているものの拠点を有していない ベトナム(ホーチミン), フィリピン(マニラ), マレーシア(クアラルンプ ール) に新たに営業拠点を設立することで、各国の旅行会社へのきめ細やかな対応と最新の現地情報の収集を行うことによって、各国の訪日旅行者のニーズに合った旅行商品の企画・提案が可能となる。

 また、フィリピン、ベトナム、 マレーシア に海外拠点を設立するとともに、マレーシアからシンガポールをカバーすることによって、東南アジアのすべての主要国において現地拠点から対応できる体制となり、各国における更なるシェア拡大を図って行く方針である。

 フリープラスは2010年10月より訪日旅行事業に参入して以来、5年8カ月で受入れた外国人観光客は 23カ国、24万人以上に達し、2016年3月期においては約13 万人を受入れた。今後は、これらの海外拠点を起点として各国の旅行会社との取引の深耕を図ることによって、特定の国に偏ることなく東アジア・東南アジア諸国を面として捉え、取引量の拡大とともに均整の取れた収益基盤を構築して行く方針でもある。

 なお、フィリピンの拠点名はFREEPLUS Philippines:、住所はマニラ首都圏マカティ市アヤラセンター・グロリエアッタ4の7階である。電話番号は63 - 2 - 755 - 8850である(16年5月31日の株式会社フリープラスのニュースリリースより)。