ドゥテルテ大統領誕生へ、過激発言でも圧勝

2016/05/09

副大統領選は大接戦中、マルコス氏僅差の2位

 

5月9日(月)、フィリピン全土において、大統領、副大統領、上院議員、下院議員などの国政選挙のほか、州知事、市町村長などの地方選挙の投票が一斉に行われた。


 そして、全国的に特別休日となり、土曜が休日の機関・企業は3連休となった。外国為替市場、株式市場、債券市場も休場であり、週末から3連休となった。投票は午後6時(日本時間午後5時)まで行われ、即日開票が開始されている。登録有権者数は約5,436万人である。

 注目の大統領選挙に関しては、ミンダナオ島ダバオ市長のロドリゴ・ドゥテルテ氏が大差でリード、当選確実となっている。すなわち、ドゥテルテ大統領が誕生する見込みである。他の候補者は敗戦の弁を語り始めている。5月10日午前5時47分現在の中央選挙管理委員会の非公式集計によると、ドゥテルテ氏の得票率は38.7%で他候補を大きく引き離している。第2位のマヌエル・ロハス氏の得票率は23.2%、第3位のグレース・ポー氏は21.7%、第4位のジェジョマル・ビナイ氏の12.9%と続く。

 10日午前5時47分時点での得票数(選管非公式集計
(   ロドリゴ・ドゥテルテ氏   :14,951,034(38.7%)
   マヌエル・ロハス氏     : 8,964,087(23.2%)
    グレース・ポー氏      : 8,386,496(21.7%)
   ジェジョマル・ビナイ氏    : 4,973,770(12.9%)
   サンチャゴ・ミリアム氏    : 1,354,891( 3.5%)

 
 一方、副大統領選候補者支持率に関しては、1位のレニ・ロブレド氏が約1,305万票、第2位のボンボン・マルコス氏が約1,300万票と大接戦を演じており、当選の行方は予断を許さない状況である(16年5月10日午前5時47分時点のフィリピン選挙管理委員会非公式集計結果より)。