ジェットスター、4月1日にマニラ⇔名古屋線就航

2016/03/05

記念イベントでフィリピン産バナナプレゼント
3月15日には成田線、4月7日には関西線

 

 有力格安航空会社(LCC)ジェットスターグループは、3月4日(金)と5日(土)の2日間、名古屋栄駅交差点にて名古屋発着6路線目となるマニラ線就航を記念したフィリピン産バナナをプレゼントするイベントを開催し、4日は片岡優代表取締役会長も参加した。



 このイベントはジェットスター・ジャパンが4月1日(金)から名古屋(中部国際空港)=マニラ(ニノイアキノ国際空港)線を週最大7便で運航開始するにあたっての記念イベント。国内外合わせて名古屋から6路線目、名古屋から約3,000キロを最低運賃9,000円から行けるマニラ線にちなみ、名古屋の栄駅付近で、1日639本のフィリピン産バナナがジェットスターオリジナルグッズと一緒にプレゼントされた。

 4日は、ジェットスター・ジャパン代表取締役会長の片岡優とキャビンクルー及び、フィリピン政府観光省西日本支局の代表レオナ・ネポムセノ氏が共同で、名古屋(中部)=マニラ路線を一緒に盛り上げた。4日のイベントは正午開始、人通りが絶えない栄交差点では予想を上回り、13時半時点で639本のフィリピン産バナナを配り切った。マニラ路線の案内とフィリピンマップのサンプリングは夕方まで続き、初日で約1500名にマニラ線の訴求を行った。

 価格が手ごろなのに栄養価も高く、子供から年配者まで多くの人々に愛されるバナナのように、マニラ線も常に魅力的な低運賃とサービスを提供し、友達や家族との旅行からビジネスまで、あらゆるシーンで気軽に、安心して利用される路線になりたいというジェットスター・ジャパンの願いが込められたイベントとなった。

片岡会長は「札幌、福岡、鹿児島、沖縄の国内4都市、海外は台北続き、新しくマニラ線が加わり、ジェットスターの名古屋発着での旅の幅が広がった。低運賃で楽しめる旅をもっと身近に感じてほしい」と語った。また、レオナ代表は「マニラは日本人が好む食事が多くとても美味しいので、この機会に旅に来てマニラを味わってほしい」とコメントした。

 ジェットスターグループは2007年3月に日本に初の国際線LCCとして就航。また、日本の航空会社としてジェットスター・ジャパンが設立され、2012年7月より日本国内線の運航を開始、東京(成田)、大阪(関西)、札幌(新千歳)、福岡、沖縄(那覇)に就航した。さらに名古屋(中部)、大分、鹿児島、松山、高松、熊本にも就航した。

 さらに、2015年2月からジェットスター・ジャパン就航以来初となる国際線として香港線を運航、11月には台北線の運航を開始した。現在、日本国内最大のLCCとして、国内外13都市、21路線で1日約100便の運航を行っている。

 そして、日本国内のLCCとして初めて成田・関西・中部=マニラ線を3月15日(火)より順次開設する。マニラはジェットスター・ジャパンの国際線の就航先として香港、台北に続き3都市目となり、成田・関西を発着する国際線では3路線目、中部を発着する国際線では2路線目となる。

 先ず、3月15日(火)より成田=マニラ線を、続いて4月1日(金)からは中部=マニラ線をそれぞれ週最大7便で運航する。4月7日(木)からは関西=マニラ線を週最大4便で運航する。なお、シンガポールに拠点を置くジェットスター・アジア航空も関西=マニラ線を運航しており、同社の運航便も含めればジェットスターグループとして週最大7便の運航となる。

 近年、ASEAN諸国の中でも急成長を遂げているフィリピンは、大型ショッピングモールや劇場などのエンターテインメントのほか、世界有数のレストランやスパ、手付かずの自然のなかで様々なリゾートアクティビティーを堪能できる人気の観光地である。マニラ線の就航で、低運賃での空の旅の選択肢がさらに広 がり、日本人にとって人気の観光地がより身近になる。また、フィリピンから訪日する観光客にとっても日本の大都市のみならず、成田・関西・中部からジェッ トスター・ジャパンの国内線へと気軽に乗り継ぐことで観光名所巡りの幅がさらに広がる。

 マニラ3路線を含めると、ジェットスター・ジャパンは、2016年の夏期運航スケジュールから14都市(国内11都市、海外3都市)・24路線(国内16路線、国際8路線)を運航する。今後も、国内・国際線を運航する日本最大のLCCとして毎日低価格の運賃を提供していく方針である(16年3月4日のジェットスター・ジャパン株式会社ニュースリリースより)。