自動車関連ソフトのブロードリーフ、フィリピン進出
2015/12/08
スタンダード保険と合弁で補修部品やデータ事業
ASEAN地域部品流通プラットフォーム構築も
自動車アフターマーケット分野でプラットフォームを提供するブロードリーフ(東証一部上場、本社:東京都品川区)は、ASEAN地域での自動車補修部品流通のプラットフォーム展開を見据え、フィリピンに現地法人「ブロードリーフ I.T. ソリューションズ社(BLITS)」を設立した。
<現地法人(BLITS)概要>
英文社名:Broadleaf I.T. Solutions Inc.
所在地:マニラ首都圏マカティ市
資本金:7500万ペソ
出資比率:ブロードリーフ100%出資
社長:後藤 晃氏(ブロードリーフ 海外事業部 海外事業推進課)
設立日:2015年12月4日(2016年1月営業開始予定)
またBLITSとフィリピンのスタンダード保険100%子会社「インシュランスサポートサービスインターナショナル社(ISSI)」、スタンダード保険関連会社「アライド メタル社(AMI)」の3社間で、共同出資会社設立に関する合弁契約を締結した。この合弁事業を通じて部品流通プラットフォームに必要なデータベースを構築し、フィリピン以外のASEAN地域における展開も視野に、早期事業化を目指す。
<設立目的>
ASEAN地域での自動車補修部品の流通事業を確立するため、まずは、フィリピン国内において需要の高い自動車補修部品の流通を行う。タイや台湾などから部品を調達し、スタンダード保険提携の修理工場をはじめとするフィリピン国内の整備事業者へ部品の販売を行っていく。また、部品流通に必要となるデータベースをブロードリーフ主導で構築する。ブロードリーフが有する自動車リサイクル部品の流通マーケットプレイスのノウハウを活用し、フィリピン国内の保険会社が保有する事故車(全損車輌)からリサイクル部品の生産、流通も行っていく予定である。
<合弁会社概要>
社名:Blisam Trading Inc.(仮称)
所在地:フィリピン カビテ州 ナイク市
資本金:7500万ペソ
出資比率:BLITS(ブロードリーフ現地法人)50%、ISSI(スタンダード保険100%子会社)30%、AMI(スタンダード保険関連会社)20%
社長:高本 靖也氏(ブロードリーフ 海外事業部 海外事業推進課)
設立日:2016年1月中旬(2016年3月営業開始予定)
当初従業員数:11名
(15年12月8日の株式会社ブロードリーフのニュースリリースなどより)。