比人講師が日本の大学入試改革対応を多面的に支援

2015/10/23

英会話レアジョブ、桐蔭学園で英検2次面接対策レッスン

 

  オンライン英会話サービス事業を運営するレアジョブ(本社:東京都渋谷区)は、旺文社(東京都新宿区)と共同で、桐蔭学園中学校・中等教育学校(神奈川県 横浜市)に「英検二次試験面接対策レッスン」を提供し、オンライン英会話で英検二次試験対策を学習するトライアルを実施する。

 オンライン英会話サービス事業を運営するレアジョブは、今後の大学入試改革に伴い必要性が高まっている英語4技能(聞く・話す・読む・書く)をバランスよく強化し、英検二次試験面接対策も行える、中学・高校生コースの提供を9月30日より開始している。

 英検二次試験面接対策では旺文社刊行の『英検二次試験・面接完全予想問題』に収録されている問題を使用し、「英検」2級・準2級・3級の二次試験を本番同様の形式・時間配分でリアルに体験することができる。試験の採点項目(音読・質問に対する答え・アティチュード)に基づき講師が丁寧に採点・評価を行 うことにより、自分の強み・改善点を知り本番で実力発揮することができる。

 今回のトライアルでは、レアジョブ中学・高校生コースのうち「英検二次試験面接対策レッスン」を、2015年度第2回「英検」を受験し一次試験に合格した桐蔭学園中学校・中等教育学校1年生に提供し、生徒ならびに先生に対してどのような効果があるかを検証する。


<今回の英検二次試験対策トライアル実施の背景>
 これまで学校現場では授業外の時間を使い、英語科の教師やALTの教師が「英検」二次試験を受験する生徒に対し別途対策を行っていたが、一人一人にかかる時間が長いこともあり、教師には大きな負担となっていた。OECDの国際教員指導環境調査(TALIS2013)でも、日本の教員の勤務時間は53.9 時間/1週間となっており、調査対象である34の国・地域で最長である。今回のトライアルでは、教師の勤務時間改善、負担の軽減に繋がるかを検証し、なら びにどのような学習効果があるかを調査する。

<2020年以降の大学入学試験について>
 大学入学試験においては、2019年で現在のセンター試験を終え、2020年には「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」の開始が計画されている。今 回の入学試験改革では、1年に1度約50万人が一斉にテストを受験するという現在の状況から、年に複数回テストを受験して学習の到達度を測る方式が採用さ れる予定である。特に英語科目は4技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)すべての能力を直接測定されることとなる。

 なお、レアジョブの設立は2007年10月18日、同年11月から無料のインターネット通話ソフト=スカイプ(Skype)を使用したマンツーマンの安価な英会話レッスンを提供している。サービス開始から約6年半でマザーズ市場上場に至った。英語を公用語とするフィリピン人講師を採用し、利用しやすい価格で学習効果の高 い英会話レッスン提供を目指してきている。そして、2014年6月27日に、東京証券取引所マザーズ市場に上場された。

 フィリピンは英語話者数が人口の7割を超えるアジア最大の英語大国である。英語が公用語として位置づけられており、生活や教育の場で日常的に英語が使われている。フィリピン人が話す英語は基本的にアメリカンスタンダードに基づいており、多くの米系企業がフィリピンにコールセンターを中心としたビジネスを展開している。

 日本人と同じく英語に第二言語として取り組み、身に着けた経験を持つからこそ、日本人の学習者にとってネイティブスピーカーではなりえない最適な学習 パートナーとなる。また、フィリピン人のフレンドリーで親切な国民性から、「フィリピーノ・ホスピタリティ」という言葉があるほどで、オンラインのマン ツーマン・レッスンに非常に適している。

 レアジョブは、その中でも特に高いホスピタリティと魅力的な人間性を持つ講師を、フィリピン全土のレアジョブ英会話ネットワークから採用している(15 年10月21日の株式会社レアジョブ のニュースリリースなどより)。