サンワテクノスが子会社設立、9月末から営業開始
2015/08/21
マカティ市とカビテ州に拠点、アセアン事業基盤拡充
サンワテクノス(本社:東京都中央区)がフィリピンに販売子会社を設立、9月28日に業務を開始する。フィリピン進出顧客企業への現地密着サービスを行うとともに、グループとして、ASEAN地域での更なる事業拡大を図っていく。
フィリピン子会社の社名は、サンワテクノス フィリピン、英文商号:SUN-WA TECHNOS(PHILIPPINES),INC、資本金は2,688万ペソ(約7,300万円)で、サンワテクノスが100%出資。代表者は尾田茂樹氏、業務開始日は9月28日である。
マカティ事務所の所在地はマカティ市アヤラ・アベニュー タワーワン&エクスチェンジプラザ ユニット1405、カビテ事務所はカビテ州ロザリオ カビテ経済区(CEZ)フェーズⅡブロック1 ロット8 CCMCコンパウンドに立地する。
なお、サンワテクノスは、2015年度を最終年度とする現中期経営計画において、新興国を中心とした海外拠点拡充を打ち出している。その一環として、2013年8月にベトナムにハノイ駐在員事務所開設、2014年3月にはサンワテクノス台湾の台中事務所開設、2014年10月にはジャカルタにインドネシア現地法人を設立するなど、積極的に拠点整備を推進してきている。
そして、上記のようにフィリピンにも進出。現地進出メーカーなどにエレクトロニクス部品を販売する。カビテ州CEZに倉庫を設置し迅速な納入体制を構築する。今回の販社設立により、ASEAN主要6カ国(フィリピン、シンガポール、インドネシア、タイ、 マレーシア、ベトナム)で拠点が確立されることになる。