レオパレス21、フィリピンに現地法人
2015/08/01
マカティ市でサービスオフィス事業も展開へ
レオパレス21(本社:東京都中野区)はフィリピンに現地法人を開設し、7月7日より営業を開始した。
海外で13拠点目となるフィリピン現地法人「LEOPALACE21 PHILIPPINES INC.」は、日系企業向けにオフィスや住宅といった現地賃貸物件を紹介し、進出を支援をするだけでなく、日本への留学生や就労者に対し、日本国内物件のプロモーション活動も行っていく。
現在フィリピンには約1万8,000人の邦人が住んでいる。また、フィリピンに拠点を置く日系企業は、現在1,260社を超えており、引き続き増加傾向にある(2012年は96社増加、2013年は43社増加、2014年は46社増加)。
近年、フィリピンへの投資の可能性を探ろうとする日系企業が増加している。インドネシアに次いでASEAN第2位の人口(約1億人)、英語能力の高い若い人材の豊富さ(平均年齢23歳)、充実した優遇税制の恩恵という観点から、今後フィリピンへの日系企業の進出が大いに見込まれると考えている。
<フィリピン現地法人の概要>
英文商号:LEOPALACE21 PHILIPPINES INC.
現所在地:マカティ市アヤラ・アベニュー6813 GT タワー・インターナショナル23F
事業内容 :1.フィリピン進出日系企業へのビジネスサポート(住居・オフィス・店舗物件探しなど)
2.レオパレス21(日本国内)のプロモーション活動及び留学生を中心とした訪日者への営業
3.サービスオフィスの開発・運営
4.新規ビジネスに向けた情報収集
電話番号::+63-(0)-2464-7128
URL :http://leopalace21ph.com/
mail :info@leopalace21ph.com
<マカティ市での日系企業向けサービスオフィス事業を開始予定>
日系企業が多く進出するマカティ市で、サービスオフィス事業を2015年11月上旬(予定)に開業する。
サービスオフィスとは、業務に必要な椅子・机・執務空間・情報機器等を備えたスペースを低いイニシャルコストで提供する事業である。空室オフィススペースが少ないマカティ市で、日系企業進出の足がかりとしての役割を担う。
今回展開するサービスオフィス事業は、マカティ市のメインストリートであるアヤラ・アベニューの高層ビルにて運営される。従来の「赴任者への住宅紹介」、「オフィス移転時の物件紹介」に加えて、サービスオフィス事業も展開することにより、フィリピンへ進出する企業に対して全面的なサポートを行っていく。
<レオパレス21 サービスオフィス施設概要(予定)>
名称 :レオパレス21サービスオフィス(仮称)
面積 :1426.69平方メートル
部屋数 :個室44部屋(3名~12名用)、うち1部屋シェアオフィス
座席数 :217席
共有設備 :有人受付、パントリースペース、会議室、複合機、シュレッダーなど
オフィス設備 :デスク、椅子、エアコン、セキュリティシステムなど
レオパレス21は、2002年4月に韓国ソウル江南支店を設立して以来、日本への留学生等に、日本国内の当社管理物件への入居斡旋に係る各種サービス(インバウンド)を提供してきた。今後は、海外拠点の機能を強化し、海外進出する日系企業に対する不動産や生活に係る総合サービス(アウトバウンド)をさらに充実させて行く方針である(15年7月31日の株式会社レオパレス21ニュースリリースより)。