比ミニストップ上半期に41店増加、6月末495店に

2015/07/11

ミニストップの2015年6月末の店舗数は、日本国内において2,159店(サテライト店など含む)となっている。海外においては2,657店(韓国2,080店、フィリピン495店、中国59店、ベトナム17店、インドネシア6店)となり、国内外総店舗数は4,816店に達している。

 

 フィリピンのミニストップは、ロビンソンズ・コ ンビニエンス・ストアーズ(RCSI)によってフランチャイズ展開されている。RCSIは、三菱商事、ミニストップ株式会社、ゴコンウェイ・ファミリー傘下のロビンソンズ・リテイル・グループとの共同事業である。1997年にRCSIとミニストップ本社との間でカントリー・フランチャイズ契約が締結された。

 フィリピンでの店舗数は、2012年末337店、 2013年末386店、2014年12月末454店と出店ピッチが再加速化している。そして、上記のように、2015年6月末には495店に達し、前年同別末の414店から一年間で81店、率にして20%の増加となった。そして、今上半期に41店の増加となった。

 なお、フィリピンでもコンビニエンス・ストアの普及が本格化しつつある。現在は業界首位のセブン・イレブンをマーキュリー・セルフサービスやミニストップが追 うという構図になっている。そして、ファミリーマートが一昨年進出、ローソンも今年3月にフィリピン1号店をオープンた(ミニストップ株式会社店舗情報などより)。

 

フィリピンの主な日系コンビニ店舗数(セブン・イレブンは直接的には台湾プレジデント・チェーン・ストアの傘下)

時期 10年末 11年末 12年末 13年末 14年末 15年3月末 6月末 
セブン・イレブン 551 689 829 1,009 1,282 1,341 N.A
ミニストップ 332 327 337 386 454 472 495
ファミリーマート 0 0 0 31 87 95 105

 (出所:各社資料などより作成、ミニストップとファミリーマートは日本側発表数値)