ユニクロ、知的障害者オリンピック大会を継続支援
2015/07/09
今夏は45万ドル資金協力や100人超のボランティア活動
フィリピンや日本等7カ国選手団にユニフォームなども
ユニクロは、今年7月25日から8月2日に米国ロサンゼルスで開催される、知的障害者のスポーツの祭典「2015年スペシャルオリンピックス夏季世界大会・ロサンゼルス」に協賛する。
45万米ドル (約5,400万円)の資金協力に加え、大会期間中に開催されるイベント「ユニファイドスポーツ・エクスペリエンス」のオフィシャルアパレルスポンサーとして、選手および運営ボランティアなどが着用するTシャツとポロシャツ計7,000着を提供します。
ユニファイドスポーツは、知的障害のある人とない人が同じチームでプレーすることで練習や競技経験を共有し、友情と相互理解を育む取り組みである。また、同大会に参加する日本、台湾、韓国、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピンの代表選手団に対し、それぞれの国と地域のユニクロが公式ユニフォームやトレーニングウエアを寄贈する。期間中には、ユニクロを展開するファーストリテイリンググループの従業員100名以上がボランティアスタッフとして大会運営を支援する。
さらに、7月20日から8月2日までの間、店頭でのスペシャルオリンピックス応援キャンペーンを実施。スペシャルオリンピックスをより多くの人に知ってもらうことを目的に、世界12の国と地域のユニクロ店舗で選手を応援するポスターを掲出するとともに、今大会の開催地ロサンゼルスのユニクロ5店舗では、スタッフがスペシャルオリンピックスのロゴ入り特製Tシャツを着用して顧客を迎え、大会を盛り上げる。
ユニクロは、スポーツを通じて知的障害を持つ人々の自立と社会参加を促すというスペシャルオリンピックスの理念に賛同し、2002年にスペシャルオリンピックス日本の支援を開始した。現在は、世界12の国と地域のユニクロが、ユニフォームの提供や大会運営ボランティアの派遣を通じて現地のスペシャルオリンピックス運営団体を支援している。
<ユニクロの2015年スペシャルオリンピックス夏季世界大会協賛・支援概要>
・資金協力 45万米ドル (約5,400万円)
・ユニファイドスポーツ・エクスペリエンス ユニフォーム提供 計7,000着
・従業員のボランティア派遣 100名超
・7カ国・地域代表選手団への公式ユニフォーム/トレーニングウエア提供
(日本、台湾、韓国、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピン)
スペシャルオリンピックスとは知的障害のある人たちに、オリンピック種目に準じたさまざまなスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織である。オリンピックと同様、夏季・冬季それぞれ4年に1度世界大会が開催される。「2015年スペシャルオリンピックス夏季世界大会・ロサンゼルス」では、177の国と地域から7,000名のアスリートと3,000名のコーチが参加して25競技を実施。30,000名の大会ボランティアが運営をサポートし、観客は500,000名に達する。
また、ユニファイドスポーツ・エクスペリエンスとはスペシャルオリンピックスのアスリートと、プロスポーツ選手やオリンピック選手、各界著名人などが参加し、アスリートとほぼ同人数のパートナー(知的障害のない、競技能力が同程度の人)がチームを組んで競技を行う「ユニファイドスポーツ」を行なう特別イベント。スペシャルオリンピックスの認知向上を目的として、公式競技とは別に大会期間中、16のユニファイドスポーツ・エクスペリエンスが実施される(15年7月8日の株式会社ユニクロのニュースリリースなどより)。
<ユニクロ、知的障害者オリンピック大会を継続支援>
今夏は45万ドル資金協力や100人超のボランティア活動
フィリピンや日本等7カ国選手団にユニフォームなども