JTB夏休み旅行人気都市:セブ12位、マニラ18位
2015/05/31
航空券ネット予約、マニラ行き昨年46位から急上昇
JTBグループのe-コマース事業を担う i.JTB(本社:東京都品川区)は、2015年度の夏休み期間(7月15日~8月31日出発)の海外航空券及び海外ホテルのJTBインターネット予約状況をまとめた。
2015年度の夏休みは、2月及び4月の燃油サーチャジ値下げの好影響や夏季ボーナスの支給状況見通しがよいこともあり、 海外航空券のインターネット予約人数は前年同期 に比べ16.8%増となっている。
海外航空券の都市別人気上位20位ランキングでみると、昨年と同様第2位に「バンコク」が入っているほか、「シンガポール」、「 プーケット」、「バリ島」、「セブ島」、「ホーチミン」、「マニラ」の東南アジア6都市が順位を上げてのランクインとなっている。
フィリピンに関しては、昨年12月にフィリピン航空(PAL)が中部国際空港・関西国際空港⇔セブの2路線を新規就航したこと、今年3月にセブ・パシフィック航空(CEB)が成田国際空港⇔セブ線を新規就航したこと、PALの14年冬季スケジュールでの羽田国際空港⇔マニラ線深夜早朝時間帯便復活などの新規就航/増便効果もあって、セブが12位(昨年15位)、「マニラ」が18位(昨年46位)にランクされている。 既に「セブ島」の人気は高まってきているが、今回はマニラの急上昇ぶりが注目される。2015年はフィリピンが熱い。
ヨーロッパ方面は、上位10位以内のランクインは「ロンドン」、「パリ」に留まったが、4月の燃油サーチャージ値下げ以降は予約動向が活発化している。海外ホテルは、航空券とほぼ同様の顔ぶれであるが、1名あたりの宿泊数が長い「ニューヨーク」、「ロンドン」はランキング上位となっている。
夏休み海外航空券 都市別人気ランキング
※5月21日時点のデータをもとに集計
※( )内は昨年(14年度)の実績順位
※掲載順位は7月15日~8月15日までの搭乗日基準
1位: ホノルル( 1位 )
2位: バンコク( 2位 )
3位:ソウル( 6位)
4位: グアム( 4位)
5位: 台北( 8位)
6位: パリ( 5位)
7位: シンガポール( 9位)
8位: ロンドン( 3位)
9位: プーケット(13位 )
10位: バリ島(11位)
11位:ローマ(12位)
12位:セブ島(15位)
13位:上海(7位)
14位:ホーチミン(14位)
15位:フランクフルト(15位)
16位:バルセロナ(17位)
17位:ロサンゼルス(10位)
18位:マニラ(46位)
19位:チューリッヒ(20位)
20位:ラスベガス(51位)
20位:ミラノ(25位)
(15年5月29日の株式会社ジェイティービーのニュースリリースより)。