7月に操業開始、需要拡大のリモコンを生産

 SMK（本社：東京都品川区）のフィリピン生産子会社であるSMK エレクトロニクス・フィリピン（比SMK、所在地：クラーク自由港経済区、代表者：大日方 淳氏）は、比SMK第二工場を開設する。

現フィリピン工場はSMK グループのタッチパネルのメイン工場であるが、主力の車載向けを中心としたタッチパネルに加え、2013年よりスマートフォン用メモリカードコネクタ、太陽電池モジュール用コネクタを本格生産、更に2015年より車載カメラ用コネクタの生産を開始している。

　第二工場は、需要が拡大しているリモコンの生産に備えるもので、現工場から200m の場所に位置し、2015 年7月の稼動を目指す。この新工場の稼動により、比SMKの製造スペース面積は、現在の1万4千平米から1万7千平米へと3千平米、率にして約20%拡大する。2016年3月末の第二工場の従業員数は約600名、比SMK合計では約3,100名となる見込であり、更なる生産品目の拡充に対応していく（15年4月21日のSMK株式会社ニュースリリースより）。