ゴールデンウイーク海外旅行、セブ人気が急上昇
2015/04/14
JTB、HIS、エイビーロード等の調査、直行便就航追風に
エイチ・アイ・エス(H.I.S、本社:東京都新宿区)は、4月10日、ゴールデンウィークを前に、「今年はひと味違うGW!GW に行きたい旅先投票キャンペーン」と題し、貴重な体験や、グルメを満喫でき海外スポットをシティ編、ビーチ編でそれぞれ8カ所厳選し、ゴールデンウィークに行ってみたいと思う場所に投票してもらう投票キャンペーンを実施した。
シティ編では「こんな絶品が楽しめる旅」をテーマに人気旅行先を中心に絶品グルメを満喫できる旅先を厳選し、1位にはマンゴーカキ氷(台湾)がランクインした。マンゴーはまさにこれからの時期が旬(4月~11月)となり、日本では高級品なイメージであるが、台湾ではあまくてジューシー且つ庶民的なデザートである。そんなマンゴーのカキ氷に注目が集まった。
≪シティ編:こんな絶品が楽しめる!GW に行きたい海外旅行先8選≫
1 位 日本では高級品のマンゴーも台湾では庶民的なかき氷に!【台北 / 台湾】
2 位 サムギョプサル(豚の三枚肉)は本場のソウルで!【ソウル / 韓国】
3 位 世界三大スープの1 つ、トムヤムクンを堪能!【バンコク / タイ】
4 位 アメリカといえばハンバーガー!大きな口をあけてパクリ【ニューヨーク / 米国】
5 位 女性に大人気のふわとろオムレツ!【モン サン ミッシェル / フランス】
6 位 サクサクの生地にカスタードクリームが絶妙のエッグタルト【マカオ / 中国】
7 位 プリップリの海老♪ヘルシーで女性に人気の生春巻き【ホーチミン / ベトナム】
8 位 揚げパンにつけて食べると絶品のチリ・クラブ!【シンガポール】
一方、「あの動物(生物)に出会う旅」をテーマのビーチ編では、2位のハワイ島を抑え、1位と3位にオーストラリアがランクインした。そして、フィリピンのスミロン島が4位に入った。 セブ本島の南にあるスミロン島では、地球上でクジラの次に大きい生物、ジンベイザメと泳ぐことができる。サメといっても性格はいたっておとなしく、実際に訪問した旅行者から「また行きたい!何度でも行きたい!」というコメントを得る程の満足度で、大きなサメと一緒に泳ぐという、希少な体験ができる点で人気であった。
≪ビーチ編::あの動物(生物)に会いに行こう!GW に行きたい海外旅行先8選≫
1 位 毎日ビーチに遊びに来る野生のイルカに会いに行こう!【モンキーマイア / オーストラリア】
2 位 野生のマンタ遭遇率90%以上!? ハワイの離島で大自然を満喫 【ハワイ島 / 米国ハワイ】
3 位 世界遺産の洞窟で神秘的な光を放つ土ボタルを鑑賞!【ゴールドコースト / オーストラリア】
4 位 地球上でクジラの次に大きい生物、ジンベイザメと泳ごう!【スミロン島 / フィリピン】
5 位 奇跡が生んだ天然の水族館で、色とりどりの魚たちと戯れる!【イルデパン島 / ニューカレドニア】
6 位 無害のクラゲと一緒に泳いでヒーリング効果!【ジェリーフィッシュレイク / パラオ】
7 位 雄大な景観でクジラに遭遇!【カイコウラ / ニュージーランド】
8 位 海ガメ遭遇率90%以上!透明度抜群の海 【テニアン島 】
既報のとおり、JTBグループのe-コマース事業を担う i.JTB(本社:東京都品川区)が3月24日に発表した、2015年度のゴールデンウィーク期間(4月25日~5月5日出発)の海外航空券のインターネット予約状況から見た人気ランキングにおいては、「セブ」、「マニラ」が上位にランクインした。「セブ」は8位で前年の33位から急上昇、「マニラ」も9位で前年の16位から急上昇している。
i.JTBの海外航空券 都市別人気ランキング
()内は前年順位
1位 バンコク(1位) -
2位 ホノルル(3位) ↑
3位 ソウル(2位) ↓
4位 台北(7位) ↑
5位 グアム(5位) -
6位 上海(4位) ↓
7位 パリ(6位) ↓
8位 セブ(33位) ↑
9位 マニラ(16位) ↑
10位 香港(9位) ↓
また、リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区)の海外旅行領域の調査・研究部門である「エイビーロード・リサーチ・センター」は、4月8日に、海外旅行検索・比較サイト『エイビーロード』に掲載されている海外ツアーへのユーザーからの問い合わせ実績を集計し、2015年ゴールデンウィーク(GW)期間の海外旅行マーケットの動向を発表した。
問い合わせ実績から見た人気旅行先ランキングでは、前年に引き続き「オアフ島(ハワイ)」が1位でシェアも伸ばした。2位「台北」は変わらず、3位には「グアム」が浮上。以下、4位「セブ島(フィリピン)」、5位「バンコク」、6位「ソウル」、7位「シンガポール」、8位「ホーチミン」、9位「パリ」、10位「バリ島(インドネシア)」と続く。
「セブ島」は、昨年も、一昨年もベスト10の圏外であったが、今年は人気が沸騰、「バンコク」、「ホーチミン」、「ホーチミン」、「バリ島(インドネシア)」などを上回り、一気にASEANのトップに浮上した。昨年12月に、フィリピン航空(PAL)が大阪(関西国際空港)⇔セブ(マクタン・セブ国際空港)線と名古屋(中部国際空港)⇔セブ線の直行便、今年3月26日には、セブ・パシフィック航空(CEB)が東京(成田)⇔セブ線直行便を就航したことで、日本からのセブ島行きが便利になったことがセブ島人気に拍車をかけたようだ。
いずれにしても、今年のゴールデンウイークの海外旅行先として、フィリピン、特にセブの人気が非常に高くなっていると言えよう(株式会社エイチ・アイ・エス、株式会社リクルートライフスタイル、株式会社ジェイティービーのニュースリリースなどより