JICA、比のレプトスピラ症予防や診断技術開発を支援

2015/03/20

 国際協力機構(JICA)は、 2010年4月1日から2015年3月までフィリピンでの技術協力「レプトスピラ症の予防対策と診断技術の開発プロジェクト」を実施した。  レプトスピラ感染症は熱帯、亜熱帯地方を中心に広く分布する人獣共通感染症であり、人間には黄疸(肝障害)、腎不全、肺出血、動物にも致死的な病態や流産、死産を引き起こす。WHO(1999)によれば、全世界で患者発生は年間50万人、致死率2...

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