JICA、フィリピン災害レジリエンス強化フォーラム
2015/03/16
17日東北大学で世銀と共催、比閣僚・次官などが講演
3月14日から仙台で開催されている第3回国連防災会議において、 国際協力機構(JICA)と世界銀行が共催で、フィリピン政府国連防災会議代表団をスピーカーとして招待した一般公開セミナー「フィリピンにおける災害レジリエンスの強化:災害リスク軽減と災害リスクファイナンスの戦略策定に向けて」を 開催する。
2013年11月の台風ヨランダによる被災以降、フィリピン政府はBuild Back Betterのコンセプトに則り、被災前よりも災害に強い社会をつくるべく復旧・復興を進めてきた。大規模自然災害が多発するフィリピンにおいては、今般 の経験を踏まえ、災害マネジメントサイクルにおける事前の減災の為の投資のあり方や、それを支えるファイナンスの役割に関心が高まっている。
今回のセミナーは、これまでのフィリピンの力強い復旧・復興の経験を日本社会そして国際社会に発信・共有するとともに、今後のフィリピンにおける更なる災害レジリエンス向上の為に、災害リスクファイナンスが果たすべき役割について議論する。開催要領は以下のとおり。
・日時:2015年3月17日(火) 午後4時~ 6時
・場所:東北大学川内北キャンパス講義棟B棟 B201
・言語:英語(日本語同時通訳有)
・参加:当日参加可(事前予約不要)
・スピーカー:
ロヘリオ・シンソン フィリピン公共事業道路省大臣
ロベルト・タン フィリピン財務省財務官
マルガリータ・ソンコ フィリピン国家経済開発庁次官
マリア・パランカ フィリピン公務員年金基金副代表
蛭間芳樹 株式会社政策投資銀行環境・CSR部BCM格付主幹
オウグスト・ヒダルゴ フィリピン損害保険協会会長
エディ―タ・ブエノ フィリピン国家電化庁長官
ロザリオ・アヴェストゥルーズレイテ第2電力共同組合代表
エデ・イジャズ・バスケス 世界銀行都市・農村・社会開発担当シニアディレクター
オリビエ・マフール 世界銀行災害リスクファイナンス/保険プログラムマネージャー
小寺清 独立行政法人国際協力機構理事
武藤めぐみ 独立行政法人国際協力機構東南アジア・大洋州部 次長
なお、問い合わせ先は世界銀行 東京防災ハブ ジャック・キャンベル氏 (Mail) jcampbell2@worldbank.org 、(Tel) 03-3597-1321、もしくは、 国際協力機構東南アジア・大洋州部 中島 洸潤氏 (Mail) Nakashima.Kojun@jica.go.jp、 (Tel) 03-5226-9072である(国際協力機構イベント情報より)。