9日からタクシー初乗り料金10ペソ値下げ、30ペソに
2015/03/06
メーターの改修なし、精算時に10ペソ差し引く方式に
昨年来の原油価格低下を受けて、フィリピン陸上交通許認可規制委員会(LTFRB)は、3月9日から全タクシーの初乗り料金が10ペソ値下げされると発表した。
これにより、レギュラータクシーの初乗り料金は40ペソから30ペソへと25%値下げ、空港のイエロータクシーに関しては70ペソから60ペソへと14%値下げされる。初乗り後の加算料金は変更されない。また、初乗り料金値下げは臨時的措置であり、タクシーメーターは変更されず、初乗り料金が現行(レギュラー40ペソ、イエロー70ペソ)のまま表示される。したがって、料金精算の際にメーター表示金額から10ペソが差し引かれる。
メーターが変更されないことから、3月9日の値下げ時には混乱も予想されるが、初乗り料金分10ペソの減額を拒否したタクシードライバーには5,000ペソの罰金が科せられる(15年3月6日のフィリピン政府官報より)。