フィリピン三菱自動車、独立諮問委員会を設立

2015/01/20

委員に比シェル社長、元貿易産業相などを起用

 

 三菱自動車のフィリピンにおける生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・フィリピンズ・コーポレーション(MMPC)は、1月19日に以下の内容の発表を行った。

<現地発表内容>
 MMPCは、同社取締役会に助言を行う諮問機関として、独立諮問委員会(Executive Advisory Council{、EAC})を設立した。EACは、MMPCの事業戦略の策定に関して、取締役会に対し、専門的な助言や意見を行う。またEACは、 MMPCの様々な事業活動、並びに経済政策の動向に対し、法令順守の観点も踏まえながら、有効且つ効果的な経営判断を導く役割を担う。

 MMPCは、EACが有効に機能するために、自動車業界とは異なる分野から、経営者としての経験が豊富な以下の三名をメンバーとして選任した。

・Mr.Juan B. Santos(フアン・サントス氏)
 現フィリピン社会保障委員会(Social Security Commission)会長。2005年、貿易産業省大臣。

・Mr.Deogracias N. Vistan(デオグラシアス・ヴィスタン氏)
 現フィリピン・ナショナル・バンク(PNB)社外取締役。1986年以降、国営および民間銀行の経営責任者を歴任。

・Mr.Edgar O. Chua(エドガー・チュア氏)
 現シェル・ピリピナス社長。エナジー・デベロップメント(EDC).等の現取締役。
(15年1月19日の三菱自動車工業株式会社ニュースリリースより)。