特別休日の1月19日、証券取引は実施の方向

2015/01/11

 今月のローマ法王のフィリピン訪問時、マニラ首都圏は、1月15日(木)、16日(金)、19日(月)の3日間が特別休日(Non-Working Special Day)となる。アキノ大統領が、昨年12月23日、アキノ大統領が大統領告示第936号を通じて、上記3日間を特別休日と宣言した。したがって、首都圏内のほとんどの政府機関、学校、多くの企業は1月15日から19日まで土日をはさみ5連休となる。



 特別休日の場合、通常はフィリピン中央銀行(BSP)の決済・清算業務が停止されることから、外為、証券取引も停止される。今回に関しても、1月7日に、これらの金融取引が該当3日間停止と発表された。しかし、今回の5連休は年末年始の長期休暇の直後の長い休みであり、金融関連取引が連続で長い期間停止というのも問題がある。

 1月12日各紙電子版などによると、先週末にBSPが「1月19日は、BSPのフィリピン決済・精算システム(PhilPass)を稼働させると表明した。したがって、証券の決済業務も可能となり、それらの取引実施ということになりそうとのことである。