2015年はフィリピン観光年

2015/01/01

 2015年はフィリピン観光年である。フィリピン国内では、観光を盛り上げていく ため、アート、カルチャー、アドベン チャーそしてビジネスと、多方面で様々 なイベントが開催される。フィリピン観光年特設サイト(http://www.visitph2015.com/ )も開設されている。



 なお、2014年のフィリピン訪問者数はやや伸び悩みとなっている。フィリピン観光省によると、下表のとおり、2014年10カ月間(1月~10月)の海外からのフィリピン訪問者数前年同期比2.3%増の395万5,399人にとどまっている。そのうち、海外在住フィリピン国籍保有者(比人海外労働者を除く)は0.6%増の16万7,492人で全体の4.2%を占めている。

 2015年は各種観光年イベントなどにより、フィリピン訪問者数の大幅増加を目指す(14年12月25日のフィリピン観光省ニュースリリースなどより)。

 2014年10カ月間のフィリピン訪問者国別動向(上位12カ国)

順位 国名 訪問者数 シェア(%) 対前年同期伸び率(%)
1 韓国 958,289 24.2 -3.3
2 米国 592,204 15.0 7.5
3 日本 382,633 9.7 6.1
4 中国本土 354,202 9.0 -3.2
5 オーストラリア 173,954 4.4 5.2
6 シンガポール 146,996 3.7 2.8
7 台湾 121,077 3.1 0.4
8 カナダ 111,391 2.8 11.1
9 マレーシア 110,407 2.8 23.9
10 英国 107,499 2.7 11.2
11 香港 94,398 2.4 -12.0
12 ドイツ 57,847 1.5 2.8
在外フィリピン人 167,492 4.2 0.6
総合計 3,955,399 100.0 2.3

(出所:観光省資料より作成 注:在外フィリピン人とはOFW除く比国籍保持者)