東京センチュリーリース進出、アヤラ系BPIと合弁

2014/12/23

12月22日にBPIリーシング株式49%の取得完了

 

 東京センチュリーリース(TCリース、本社:東京都千代田区)は、フィリピンの大手銀行バンク・オブ・ザ・フィリピンアイランズ(BPI、本店:首都圏マカティ市)の100%出資子会社であるBPIリーシング(BPIL、本社:マカティ市)の発行済み株式の49%を取得 、BPILを東京センチュリーリースとBPIの合弁会社とした。

 TCリースによるBPIL株式取得は12月22日に完了した。合弁会社となったBPILの社名は「BPI Century Tokyo Lease & Finance Corporation」(BPI センチュリートーキョー リース&ファイナンス コーポレーション)へと変更された。資本金はこれまでと同様の8,089万9,000ペソ(約2億円)、出資比率はTCリースが49%、BPIが51%となる。そして、TCリースの持分法適用関連会社となる

 フィリピンは2013年のGDP成長率率が前年比.27.2%と中国に次ぐ高成長を続けており、人口 も1億人を超え、 労働力が経済成長を押し上げる 「人口ボーナス」が当面続くとされる有望市場である。TCリースグループは 、昨年度スタートした第二次中期経営計画における経営基盤強化として、 東アジア・アセアンを重点戦略地域とを重点戦略地域と した 国際事業分野の拡大に注力しており、 長期的成長が見込まれるフィリピン市場への参入を企図してきた 。

 今回、合弁パートナーとなったBPIは、フィリピンを代表するコングロマリットであるアヤラ財閥傘下において 1851年に設立された東南アジア最古の銀行であり、フィリピン国内に 800以上の支店を有している。BPIがリースおよびファイナン事業の多角化を志向するなか、TCリースの事業経験と商品技術力が評価され、今回の合意に至った。

 新合弁会社は、BPIが有するフィリピン国内のネットワーク、 顧客基盤と経営インフラに、TCリースが有する顧客基盤や 設備リース、オートリース、ベンダーファイナスなどの商品力と 、航空機 、船舶 、環境エネルギー分野などの専門分野におけるノウハウを戦略的 パートナシップのもとで融合し、フィリピンにおける事業基盤を拡大していく方針である。

 なお、TCリースは旧東京リース(1964年設立)と旧センチュリー・リーシング・システム(1969年設立)が、2009年4月に合併し発足した。現在海外10カ国・地域に拠点を有しており、アジアでは、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、中国、香港、台湾に現地法人を有している。
 
 インドではタタ・グループの金融子会社、タタ・キャピタル・フィナンシャル・サービスと業務提携し、同社内にジャパンデスクを設置、日系企業を中心に リース・ソリューションやファイナンス・サービスを提供している(14年12月23日のフィリピン証券取引所回覧06722-2014号などより)。