三菱ミラージュG4、フィリピン省エネ走行新記録

2014/12/16

満タンで1,647キロ走行、39.21キロ/L達成

三菱モーター・フィリピン(MMPC)がフィリピン省エネ走行記録を更新した。

 MMPCは、このほど、「三菱ミラージュG4(4ドアセダン)エコマラソン、途中給油なしのルソンからミンダナオまでの走行」と命名された省エネ走行プロジェクトを実施した。このプロジェクトには、2台のミラージュG4 と1台のミラージュ・八ツバック車が参加した。



 そして、燃料満タン(42リットル)後の給油なしで、ミラージュG4マニュアル車が1,647キロメートル(㎞)、ミラージュG4オートマティック車が1,518km走行した。1リットル当たりでは各々39.21km、36.14kmの走行となった。これまでの給油なしの走行記録は2008年のホンダ・ジャズ(日本名:フィット)であったが、これを上回る新記録となった。


 ミラージュG4は、コンパクトカーに求められる普遍的価値である「低燃費」、「低価格」、「コンパクト(扱いやすさ)」をキーワードとし、「先進国における環境対応車」と「新興国におけるエントリーカー」というニーズを両立させた4ドアのグローバル・コンパクトセダンである。

 フィリピンのミラージュG4は 高出力・高トルクの1.2リットルエンジンを搭載。MIVEC(三菱可変バルブタイミング機構)により、運転状況に応じた最適なバルブタイミングに制御する。また軽量設計で車両の運転性能向上にも貢献する。トランスミッションには、変速比幅の広い副変速機構付CVTを搭載し、スムーズな加速と燃費向上の両立を実現している。

 また、減速エネルギー回生システムにより、減速時のエネルギーで発電した電気をバッテリーに集中充電。アイドリングや走行時に蓄えた充電分を消費するまで発電を抑制。その間は発電機を駆動するためのエンジン負担が軽減され、燃費の向上につながる(三菱モーター・フィリピンのウエブサイトなどより)。