商船三井、船員への永年勤続表彰と家族会開催

2014/12/06

フィリピン人船員功労や留守家族への謝意表明

 商船三井自営船員配乗会社「マグサイサイ MOL マリーン(MMM)」は、フィリピン・マニラにおいて、11月21日に、商船三井フィリピン人船員の永年勤続表彰式を、翌22日にはフィリピン人船員・家族を対象とした船員家族会を開催した。MMMは、商船三井とフィリピンのパートナーである「マグサイサイ・マリタイム社」との合弁会社として、1997年3月に設立された。



 永年勤続表彰は、約20年という長期間にわたり勤務した船員を対象としており、今回の表彰式には、受賞者とその家族を含め265名が出席した。商船三井本社から 武藤光一社長と根本正昭専務が出席した。武藤社長から、商船三井への長年の功労に対する謝辞に加え、安全運航に向けた各船員の取り組みの重要性をあらためて伝えた。

 また家族会は、マニラ市内の複合アミューズメント施設で開催され、船員とその家族の3,500名以上が参加した。参加した船員家族からは「家族会は毎年とても楽しみなイベントで、商船三井、MMMが働く父にだけでなく留守家族を大切にしてくれていることを実感している」との声があった。

 商船三井は、今後もフィリピン各地やその他の主要船員出身国でこうした取り組みを行い、商船三井船員の多大な貢献に謝意を伝えながら、働きやすい環境の整備に注力していく方針である

 

 なお、商船三井は、質の高い船員の育成を目的として、1993年に、フィリピンの現地パートナーのマグサイサイ・マリタイム社と共同で、船員訓練施設マグサイサイ・インスティチュート・オブ・シッピング(MIS)を設立した。以来、乗組員に対する実務訓練だけでなく、学校を卒業した職員候補生への規律訓練や実務訓練を実施してきた。2007年からはフィリピン国内の特定商船学校と提携し、補講による学生の能力向上や教員に対する技能的なサポート、海事カリキュラムの強化等を通じて、フィリピンの海事教育体制の整備・強化に貢献している。

 2011年からは、船舶運航におけるより高い安全水準を支える船員の育成を目的とした「職員候補生プログラム(3rd Year Program)」を導入しており、フィリピン国内の提携商船大学から選抜した3年時の学生を対象に、MISにて教育・訓練を実施している。このプログラムは、フィリピン政府の推進する産学連携プログラムの下、大学教育相当として認可されたものである。選抜された学生は、大学教育の後半2年間を商船三井教育施設ならびに運航船舶にて受ける(14年12月4日の株式会社商船三井ニュースリリースなどより)。

 

商船三井自営船員配乗会社「マグサイサイ MOL マリーン(MMM)」は、フィリピン・マニラにおいて、11月21日に、商船三井フィリピン人船員の永年勤続表彰式を、翌22日にはフィリピン人船員・家族を対象とした船員家族会を開催した。MMMは、商船三井とフィリピンのパートナーである「マグサイサイ・マリタイム社」との合弁会社として、1997年3月に設立された。

 永年勤続表彰は、約20年という長期間にわたり勤務した船員を対象としており、今回の表彰式には、受賞者とその家族を含め265名が出席した。商船三井本社から 武藤光一社長と根本正昭専務が出席した。武藤社長から、商船三井への長年の功労に対する謝辞に加え、安全運航に向けた各船員の取り組みの重要性をあらためて伝えた。

 また家族会は、マニラ市内の複合アミューズメント施設で開催され、船員とその家族の3,500名以上が参加した。参加した船員家族からは「家族会は毎年とても楽しみなイベントで、商船三井、MMMが働く父にだけでなく留守家族を大切にしてくれていることを実感している」との声があった。

 商船三井は、今後もフィリピン各地やその他の主要船員出身国でこうした取り組みを行い、商船三井船員の多大な貢献に謝意を伝えながら、働きやすい環境の整備に注力していく方針である

 なお、商船三井は、質の高い船員の育成を目的として、1993年に、フィリピンの現地パートナーのマグサイサイ・マリタイム社と共同で、船員訓練施設マグサイサイ・インスティチュート・オブ・シッピング(MIS)を設立した。以来、乗組員に対する実務訓練だけでなく、学校を卒業した職員候補生への規律訓練や実務訓練を実施してきた。2007年からはフィリピン国内の特定商船学校と提携し、補講による学生の能力向上や教員に対する技能的なサポート、海事カリキュラムの強化等を通じて、フィリピンの海事教育体制の整備・強化に貢献している。

 2011年からは、船舶運航におけるより高い安全水準を支える船員の育成を目的とした「職員候補生プログラム(3rd Year Program)」を導入しており、フィリピン国内の提携商船大学から選抜した3年時の学生を対象に、MISにて教育・訓練を実施している。このプログラムは、フィリピン政府の推進する産学連携プログラムの下、大学教育相当として認可されたものである。選抜された学生は、大学教育の後半2年間を商船三井教育施設ならびに運航船舶にて受ける(14年12月4日の株式会社商船三井ニュースリリースなどより)。