アヤラグループの優良銀行バンク・オブ・ザ・フィリピン・アイランズ（BPI）が、日本に駐在員事務所を開設した。

　BPIの駐在員事務所は東京都港区六本木にオープン。そして、スピードマネー・トランスファー・ジャパン（SMTJ）やジャパン・レミット・ファイナン ス（JRF）などの送金企業などと提携し、日本在住のフィリピン人就労者（OFW）の便益性を向上させる方針である。ちなみに、六本木には、在日フィリピン大使館も立地しており、それとのシナジー効果も期待される。

　なお、BPIは、1851年8月1日に設立されており、今年163周年を迎えた。現在、フィリピン銀行業界において、総資産など規模の面では、BDOユ ニバンクやメトロバンクの後塵を拝しているが、財務基盤の堅固さや収益性の高さで定評がある（14年10月30日のフィリピン証券取引所回覧 05658-2014号などより）。