JTB、23日に「フィリピン基本情報セミナー」開催
2014/10/15
元フィリピン味の素社長酒井芳彦氏らが講演
交流文化事業拡充、『アジア断トツの旅行会社』へ
JTBコーポレートセールス(東京都新宿区)が、フィリピン基本情報セミナーを開催する。
フィリピンの国土面積は、29万9404㎡(日本の約80%)、7107の島から成っている。人口は2014年央に1億人を突破、2014年第2四半期 の実質GDP成長率は前年同期比6.4%と高い成長率を誇り、今後も堅調な伸びが期待されている。
日系企業のフィリピン進出も増加しており、進出日系企業数1,260社、国別で9位、約半分が製造業で好調な内需に着目の小売・飲食・サービス企業の 進出も活発化している。今回のセミナーでは、フィリピンの特徴・強み、投資・進出に際しての注意点などに関する講演が行われる。在日本フィリピン大使館観光省が後援する。開催概要は以下のとおり。
・開催日:2014年10月23日(木)
・開催会場:JTBコーポレートセールス セミナールーム (新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー N棟26階)
・参加費:無料、定員:30名(申込受付中)
・主催:JTBコーポレートセールス
・後援:フィリピン大使館観光省
・内容スケジュール(予定)
15:00-15:45:グローバル人材育成先としての注目のフィリピン
フィリピン観光省 セクションチーフ 横山 泰彦氏
15:45-16:55:フィリピンの生活実態と投資の留意点
LAPITA専任アドバイサー、元フィリピン味の素やブラジル味の素社長 酒井 芳彦氏
16:55-17:00:管理職向けフィリピンビジネス英語習得のための近道、マニラ)での4週間集中レッスン
LAPITA推進チーフマネージャー 市川 恒氏
なお、酒井芳彦氏は味の素入社後、本社海外事業部を経て、中南米(ペルー、ブラジル)・アジア(シンガポール、フィリピン)など20年以上の海外駐在経験を持つ。現地で会得した海外事業推進、新市場の開拓ノウハウ、危機管理、人事・労務対策についてもアドバイスを行う。96年の在ペルー日本大使公邸占拠事件にも現場に居合わせた「危機管理」のアドバイスは必聴といえよう。
このセミナー問合わせはラピタ事務局 (株式会社JTBコーポレートセールス内) TEL: 03-5909-8758 FAX: 03-5909-8110、Eメール: lapita@bwt.jtb.jpである。
ラピタとは海外におけるビジネス機会を創出する顧 客の成長戦略(グローバル戦略)とともに歩む会員制サービスである。これまでの海外への進出 実績は大企業中心であり、中小企業は様々な課題に対するサポート体制の脆弱さゆえ敬遠がちとなり、進出の機会が妨げられてきた。日本企業海外進出・会員制 サポート「ラピタ」は、JTBコーポレートセールスが事務局となり、国内外の独自のパートナーシップの構築により、中小企業の海外進出を支援する。
このセミナー開催やラピタの活動などにもあらわされるように、JTBグループはアジア事業拡大に一段と注力している。そして、アジア発着の交流文化事業 を拡充しながら、「アジア市場における圧倒的No.1ポジションを確立し、長期的・安定的な成長を可能とする基盤を完成させる」ことを目指した「2020 年ビジョン」を掲げ、あらゆるマーケットに対する挑戦を続けている。
10月6日にも、「アジア・パシフィック地域でインバウンド事業を幅広く展開するTour East グループ 5社を、株式譲受により買収することに合意した。これによりJTBはアジア・パシフィック着のインバウンド事業の強化に取り組む」とも発表している。
ちなみに、2020年、世界全体での国際観光客到着数は13.6億人(2010年比144.7%)に到達すると予測されている。中でもアジア・パシフィック地域は3.6億人と欧州に次いで第二位の流入規模になると想定され、2010年比の伸率においては180.0%増で最大の伸びを示す地域と予測されている(JTB総合研究所予測)。
(株式会社JTBコーポレートセールスのイベント情報などより)。