西武、フィリピンなど16カ国でテレビCM

2014/10/11

インバウンド需要のさらなる獲得を目指す

 

 西武グループは、日本国政府が2020年までに外人旅行者(インバウンド)数を1,000万人から2,000万人へ、2030年までに3,000万人へと拡大させていく方針、および観光立国実現に向けたアクションププログラム2014-「訪日外国人2000万人」に向けて-を受けて、その需要の更なる獲得を目指している。

 西武グループは、日本全国さまざな地域に外国人客に訴求できる魅力ある施設を有しており、『「観光大国ニッポン」の中心を担う企業グループへ』をグループ全体のスローガンとして掲げ、グループが持つ 魅力を最大限発揮し海外からのより多くの訪問客に利用してもらうための取り組みを強化していく。 その一環として、西武グループでは初めてとなる海外向けテレビCMの放送を開始する。

 この海外向けテレビCMでは、外人客に訴求できるさまざな場所に魅力ある施設を有する西武グループの強みを ビジュアルとして表現し、観光やビジネスで訪日して利用してもらうことを目的として発信していく。

1. テレビCMの内容について
 西武鉄道の特急レッドアロー号を利用して本川越駅から始まる川越観光(時の鐘と蔵造りの街並みなど)の魅力、日本の代表的観光地一つである富士山を望める宿泊施設「龍宮殿(プリンスホテル)」 などの紹介により、外国人旅行者にとって魅力的で有益と感じられる映像で構成している。

2.放送国:東南アジアをはじめとする16カ国 ・地域
①ブルネイ、 ②カンボジア、③中国、④香港、⑤インドネシア、⑥韓国、⑦マカオ、⑧マレーシア、 ⑨ミャンマー、⑩パプアニューギニア、⑪フィリピン、⑫サイパン/グアム 、⑬シンガポール、⑭台湾、⑮タイ、⑯ベトナム

3.放送期間:2014年10月~2015年3月末(予定)

4.西武グループ(プリンスホテル)インバウンドの状況について
(1)外国人利用実績( 実績(有価証券報告書より)
  2014年3月期:70万2,364人(前年比19万4,900人増加、率にして38.4%増加)
  2013年3月期:50万7,464人 ※日本の2013年度訪外国人客数1,098万人、プリンスホテルの割合6.4%
(2)外国人の国別利用実績
  1位台湾 、2位中国 、3位タイ、4位韓国、5位香港

5.セールス拠点の拡大
 プリンスホテルは、10月1日より台湾・台北市に 今年中には タイ・バンコク に海外オフィスを新設。これにより、海外オフィス拠点は、これまでのアメリカ(ホノルル ・ロサンゼルス)、フランス(パリ)、シンガポール、中国(上海)の5拠点から7拠点体制へと拡充される(14年10月8日の株式会社西武ホールディングスのニュースリリースより)。