ホンダ、ASEAN衝突試験の5部門で最高評価
2014/10/09
全車でトップのほかSUVやファミリーカー部門でも
本田技研工業(ホンダ)が、2014年ASEAN新車評価プログラム(ASEAN NCAP)衝突試験で非常に高い評価を獲得した。
ASEAN NCAPは、アセアン地域の新車安全性能評価プログラムで、2012年からマレーシア道路安全研究所(MIROS)が中心となり実施されており、アルミニウム障壁への前面衝突試験で車両の安全性能を評価している。MIROSは道路安全に関する総合的な研究機関として2007年に発足したマレーシア運輸省系の研究機関である。
この2014年ASEAN NCAPの成人乗員保護(AOP)性能評価で、ホンダ・シティが全モデル(18社)のなかでの最高評価であるグランプリを獲得した。また、小型ファミリーカー部門においてシティが、スポーツ多目的車(SUV)部門においてCRーVがグランプリを獲得した。
一方、子供乗員保護(COP)性能評価でも、中型ファミリーカー部門においてシビックが、SUV部門においてCRーVがグランプリを獲得した。すなわち、AOPとCOP併せ5部門でグランプリを獲得したのである。
なお、成人乗員保護性能評価のミニカー部門において、三菱ミラージュがグランプリを獲得したとも発表されている(14年10月7日のホンダカーズ・フィリピン発表などより)