ニプロファーマ、フィリピンのユニラブと提携
2014/10/07
比医薬品最大手と協働、現地事業拡大へ
医療機器・医薬品を手掛けるニプロの医薬品製造子会社であるニプロファーマ(本社:大阪市中央区)は、フィリピンにおける医薬品事業拡大のため、現地の医薬品製造販売会社であるユナイテッド・ラボラトリーズ社(ユニラブ、本社:マニラ首都圏マンダルヨン市)と業務提携に係る契約を締結した。
ニプロファーマは、日本国内で製造する医薬品をフィリピン国内最大手の医薬品製造販売会社であるユニラブが販売することに合意し、製品登録実施に係る契約を本年9月1日付で締結した。今回の業務提携は、ニプロが推進するアジア市場向け医薬品販売戦略の一環として、成長を続けるフィリピン市場へ高品質医薬品を供給するための端緒となるものである。
<ユナイテッド・ラボラトリーズ社(ユニラブ)の概要>
名 称:United Laboratories, Inc.(UNILAB)
代表者:Clinton A. Campos Hess (クリントン・カンポス・ヘス)氏
設 立:1945 年
本社所在地:66 United Street, Mandaluyong City, Metro Manila, 1550 Philippines
事業内容:医薬品の製造販売
売上高:約870 億円(2013 年)
社員数:約3,100 名(2014 年9 月末現在)
なおニプロファーマ(株)は、2012 年4月にベトナム・ハイフォンに医薬品製造会社(Nipro pharma
VietnamCo., Ltd.)を設立し、2015 年春の操業に向け鋭意準備を進めている(14年10月6日のニプロ株式会社ニュースリリースより)。