カジノ「シティ・オブ・ドリームス マニラ」、開業準備進展

2014/09/07

運営企業比メルコクラウンの外貨両替事業承認

 

フィリピン政府は、国家プロジェクトとして観光事業を強力に推進することを目的に、マ二ラ湾岸沿いに4つのカジノリゾートを核とする「マニラベイ・エンターテインメントシティー」を創設しつつある。


 既に昨年3月に「ソレア・リゾート&カジノ」がオープンした。今年は「シティ・オブ・ドリームス マニラ」(CDM)がオープンする予定である。従来このカジノ・プロジェクト名は「ベル・グランデ マニラベイ」と称されてきたが、昨年にCDMへと改称された。

 CDMは、SMグループ総帥ヘンリー・シー氏傘下の娯楽・不動産企業ベルコープ・グループと、オーストラリアの富豪ジェームス・パッカー氏傘下のカジノ企業メルコ・クラウン・エンターテインメント社(MCE)による合弁カジノ・リゾート施設である。

 MCEはマカオのメルコ・インターナショナルと豪州のクラウンの合弁企業であり、マカオの有名カジノ「シティ・オブ・ドリーム」の開発・運営企業であ る。 MCEのフィリピン法人はメルコ・クラウン(フィリピン)リゾーツ(MPC)であり、フィリピン証券取引所(PSE)に上場されている。

 このMPIの100%子会社であるNCEレジャー・フィリピンは、このほど、その事業目的に常設外貨両替ビジネスを加えるという定款変更を、証券取引委員会(SEC)から承認された。これにより、CDM訪問客の両替需要に速やかに応じることが可能となった。
 
 CDMは、カジノテーブル365台、スロットマシン1,680台(同1,250台)、電子ゲーム1,680台などを備えた大型カジノ・リゾート・商業施設となる。また、CDMには3つの有名ホテルが開業されることになっている。 既に高級ホテル「クラウン・タワーズ」、米国系高級ホテル「ノブ・ホテル」、国際的ホテルチェーン「ハイアット」が進出することが決定されている。

 MPCは今年6月に、CDMの開業予算総額が、これまでの280億ペソ(6億8千万米ドル)から370億ペソ(8億3千万米ドル)へと増額修正されたと発表した。CDM開業準備が進展しているといえよう(14年9月5日のフィリピ ン証券取引所回覧04793-2014号などより)。

フィリピン政府は、国家プロジェクトとして観光事業を強力に推進することを目的に、マ二ラ湾岸沿いに4つのカジノリゾートを核とする「マニラベイ・エンターテインメントシティー」を創設しつつある。

 既に昨年3月に「ソレア・リゾート&カジノ」がオープンした。今年は「シティ・オブ・ドリームス マニラ」(CDM)がオープンする予定である。従来このカジノ・プロジェクト名は「ベル・グランデ マニラベイ」と称されてきたが、昨年にCDMへと改称された。

 CDMは、SMグループ総帥ヘンリー・シー氏傘下の娯楽・不動産企業ベルコープ・グループと、オーストラリアの富豪ジェームス・パッカー氏傘下のカジノ企業メルコ・クラウン・エンターテインメント社(MCE)による合弁カジノ・リゾート施設である。

 MCEはマカオのメルコ・インターナショナルと豪州のクラウンの合弁企業であり、マカオの有名カジノ「シティ・オブ・ドリーム」の開発・運営企業であ る。 MCEのフィリピン法人はメルコ・クラウン(フィリピン)リゾーツ(MPC)であり、フィリピン証券取引所(PSE)に上場されている。

 このMPCの100%子会社であるNCEレジャー・フィリピンは、このほど、その事業目的に常設外貨両替ビジネスを加えるという定款変更を、証券取引委員会(SEC)から承認された。これにより、CDM訪問客の両替需要に速やかに応じることが可能となった。
 
 CDMは、カジノテーブル365台、スロットマシン1,680台(同1,250台)、電子ゲーム1,680台などを備えた大型カジノ・リゾート・商業施設となる。また、CDMには3つの有名ホテルが開業されることになっている。 既に高級ホテル「クラウン・タワーズ」、米国系高級ホテル「ノブ・ホテル」、国際的ホテルチェーン「ハイアット」が進出することが決定されている。

 MPCは今年6月に、CDMの開業予算総額が、これまでの280億ペソ(6億8千万米ドル)から370億ペソ(8億3千万米ドル)へと増額修正されたと発表した。CDM開業準備が進展しているといえよう(14年9月5日のフィリピ ン証券取引所回覧04793-2014号などより)。