マンダリン・オリエンタル・マニラ、9月9日に閉鎖
2014/08/19
2020年にマカティ市再開発の目玉として再開予定
マニラ首都圏マカティ市のマカティ・アベニューに立地する老舗デラックスホテル「マンダリン・オリエンタル・マニラ」が近く閉鎖、立て替えられ、2020年に再オープンされる予定である。
現在の「マンダリン・オリエンタル・マニラ」は1976年に開業した。フィリピンのビジネスの中心地であるマカティ市の発展とともに歩んできたが、2014年9月9日をもって閉鎖されることが決定している。38年間に亘る長い歴史に一旦終止符を打つことになった。
先頃アヤラランド(ALI)の100%子会社であるアヤラランド・ホテル&リゾーツと、マンダリン・オリエンタル・ホテルグループは、275室の新「マンダリ ン・オリエンタル・マニラ」に関する長期運営契約を締結した。
ALIは、この8月15日に、「マニラ首都圏マカティ市中央ビジネス地区(CBD)の再開発事業に対し、今後5年間で650億ペソの追加投資を実施する方針である」と発表した。ALIは2012年に、マカティ市CBD再開発への600億ペソ投資計画を発表したが、今回の追加投資により、総額1,250億ペソの再開発事業となる。
ALIの今回の追加投資事業はマカティ市CBD再開発フェーズⅡと位置づけられ、2.5ヘクタールの土地に、25万~30万平米の各種施設を建設する。 具体的には、8万平米の最高級オフィス、13万2千平米の商業・レストラン施設、新マンダリン・オリエンタル・ホテル(275室)建設を含む「アヤラ・トライアングル・ガーデン」北部拡張などである(マンダリン・オリエンタルのウエブサイトなどより)。
2020年「アヤラ・トライアングル」で再開(275室)