フィリピン日産、マネジメント体制変更

2014/07/28

比人で現GM韓国MDのザラ氏が社長に
内藤氏、タイのアジア・パシフィック日産へ

 

日産自動車は7月25日、8月1日付で、アントニオ ザラ氏(現、ゼネラルモーターズ韓国 インターナショナル セールス マネージング ダイレクター)を、フィリピン日産(NPI)の社長兼マネージング ダイレクターに任命すると発表した。



 フィリピン人であるザラ氏は、韓国、タイ、日本、インドネシア、そしてフィリピンなどアジア全域の自動車市場における販売、サービス、マーケティングでの幅広い経験を、今後NPIの事業に活かす。

 今回のマネージメント体制の変更に伴い、NPIの現社長兼マネージング ダイレクターである内藤賢司氏は、8月1日付で、タイのバンコクを所在地とするアジア・パシフィック日産自動車会社(NMAP)の戦略プランニングおよびビジネスマネージメントを担当するSVP(Senior Vice President)に就任する。

 内藤氏は、2013年12月にNPIの社長兼マネージング ダイレクターに就任した。NPIは、内藤氏のリーダーシップのもと、長年に亘るパートナーであるユニバーサル・モーターズ社(UMC)およびフィリピン日産自動車(NMPI)と共同で、新合弁会社として設立された。NPIは、グローバルセダンである2車種、新型「アルティマ」と新型「シルフィ」をフィリピン市場に投入し、現在顧客から好評を得ている。

 日産自動車のアジアおよびオセアニア事業担当の常務執行役員で、アジア・パシフィック日産自動車(NMAP)の社長でもある長谷川亨氏は、「今、フィリピン市場は私たちにとって重要な時期です。アントニオのような経験豊富な役員を迎え、成長市場であるフィリピンで事業の拡大を目指していけることを非常にうれしく思います。同時に、フィリピン市場において成長基盤を築くという、大きな貢献をしてくれた内藤現社長に感謝いたします。内藤氏がNMAPでも、販売会社経営の豊富な経験を生かし、全地域における日産ブランド拡大に貢献することを期待しています。」とコメントした。

 なお、NPIの資本金は10億円(980万米ドル)で、出資比率は日産が51%、UMCとNMPIがそれぞれ24.5%である。すなわち、販売面では、日産が直接主導権を握ることになる。すなわち、日産がフィリピン市場に本格的に再参入したといえる(14年7月25日の日産自動車株式会社ニュースリリースより)。