サンミゲル、比証券取引所(PSE)筆頭株主の座維持
2014/07/27
フィリピン証券取引所(PSE)はこのほど、2014年6月末のPSE主要株主名簿を発表した。
PSE自身もPSEに上場(上場日は2003年12月15日)にしており、他の上場企業と同様な情報公開義務がある。
2014年6月末時点でのPSE株主名簿の1位(筆頭株主) とその保有比率は、サンミゲル退職プランで10.30%となっている。第2位はファースト・リソース・マネジメント&セキュリティーズの9.73%、第3位はバンコ・デ・オロ・トラストバンキング・グループとGSIS(公務員年金保障基金)の各々9.10%、第5位がラッキー・セキュリティーズ5.06%、第6位がドイチェバンク・マニラ支店顧客口座2.95%、第7位もドイチェバンク・マニラ支店顧客口座2.33%、第8位が香港上海バンク顧客口座1.82%、第9位がDWキャピタル1.75%、第10位がBAセキュリティーズ1.46%と続く。
なお、サンミゲル退職プランは、2年半以上にわたってPSE株式を10.3%以上保有、単独筆頭株主の座を維持している。サンミゲル退職プラン以外で個別名称が記されていない分なども含めると、サンミゲル・グループのPSE保有比率は10.30%よりかなり高いとの見方もある(フィリピン証券取引所ウエブサイトなどより)。