ユニオンバンクもバーゼルⅢ適合劣後債発行へ

2014/07/02

  アボイティス・グループの有力銀行ユニオン・バンク・オブ・フィリピン(ユニオンバンク)が、さらなる自己資本増強を図りつつある。  ユニオンバンクは、6月27日開催の取締役会において、新しい自己資本比率規制(バーゼルⅢ)に対応した新型の劣後債を発行することを決議した。発行額は最大で100億ペソとなる。発行条件など詳細は今後詰めていくが、中央銀行の承認が前提となる。  なお、弁済順位の低い劣後債は補...

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