滋賀県、フィリピンへ近江牛輸出開始

2014/06/26

 

 

 滋賀食肉センターは、2002年4月の操業以来、外国への輸出が可能な施設として、衛生管理に重点を置いた施設整備とHACCP方式による衛生管理を行い、“滋賀食肉センターブランド”の取り組みが進められてきた。

 滋賀食肉センターは、2014年5月16日に厚生労働省から他の4施設とともに国内初の対フィリピン輸出食肉取扱施設として公表され、フィリピンへの輸出に向けた準備が進められてきた。そして、第1回目のフィリピンへの近江牛の輸出が決定した。その概要および経緯をは以下のとおり。



1 施設の概要
と畜場および食肉処理場:滋賀食肉センター(住所 滋賀県近江八幡市長光寺町1089-4)

2 認定までの経緯
2010年11月:「食肉等の輸出に関する意向調査」(農林水産省)に対し、滋賀食肉センターからフィリピン向け牛肉の輸出意向を報告
2013年6月18日:フィリピン政府当局による滋賀食肉センター現地調査
2014年5月16日:対フィリピン輸出食肉取扱施設リスト(厚生労働省)に掲載

3 近江牛フィリピン輸出に関するスケジュール
6月23日(月曜日):製品出庫
6月25日(水曜日):空輸(関西国際空港発)

4 今後の予定
今後も輸出食肉取扱施設として、輸出先を順次拡大し、「近江牛」ブランドのさらなる発展と滋賀食肉センターの安定運営を目指す(2014年6月17日の滋 賀県農政水産部畜産課発表より)。