JALは検討段階か、第3ターミナルへの移転

2014/05/06

シンガポール、キャセイ、デルタなど5社は8月に

 

 ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)第1ターミナル(NAIA1)へ乗り入れている航空会社5社の第3ターミナル(NAIA3)乗り入れへの変更が行われつつある。

 5月5日付けフィリピン各紙などによると、デルタ航空、シンガポール航空、キャセイパシフィック航空、エミレーツ航空、KLMオランダ航空の5社が NAIA1からNAIA3へと変更する。変更時期はNAIA3の改修工事が終了するであろう今年8月となるもよう。

 フィリピン航空当局は他の航空会社にもNAIA3の利用を働きかけているようであり、今後も働きかけを強める意向である。NAIA3はマニラ首都圏中心部に近い新しいターミナルであるなどメリットが多い。全日本空輸(ANA)はすでにNAIA3を利用している。

 日本航空(JAL)にも利用働きかけはあったと見られる。ただ、NAIA3は現時点ではラウンジが整備されていないなどの問題点もある。JALは移転すべきかいなか、移転するにしてもその時期をいつにすべきかなどを慎重に検討しているとみられる。