比ホンダ自動車、22日に新型シティ発表

2014/04/23

販売価格帯は75.6万ペソ~97万ペソに

 

 本田技研工業のフィリピンにおける四輪車製造・販売拠点であるホンダカーズ・フィリピン(HCPI)が、4月22日に、新型シティ(4代目)の発表を行った。

 世界各国で販売するグローバル・コンパクトシリーズのセダンモデルとして開発された新型シティのエクステリアは、クーペモデルの優雅さとワンモーションデザインを融合させたスポーティーなデザインとしている。Honda独創の「M・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想」を具現化することで、歴代のCityモデルにおいて最も広い室内空間を実現している。M・M思想とは、人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小にというHondaのクルマ作りの基本思想である。

 フィリピン市場向けには、低燃費と高出力を両立させた1.5L 4気筒SOHC i-VTECガソリンエンジンを搭載したモデルが投入される。フィリピンでの新型シティの販売価格は1.5 E MTが75万6,000ペソ、1.5 E CVTが79万6,000ペソ、1.5 VX CVTが88万ペソ、1.5 VX+ CVTが97万ペソである。

 なお、シティは、4ドアセダンのグローバルモデルとして、1996年に初代モデルをタイで発売後、累計販売台数を約220万台(2012年末)とし、現在では55カ国で販売されている。今回の最新モデルは、インドで2014年1月に発売、その後順次世界各国で発売と予定されている(14年4月22日のホ ンダカーズ・フィリピンの発表などより)。